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相撲部の私がアメリカに行った理由。part.7

はい!あみたです!


ということで今日は就活の話。私を含めたそれまで相撲しかしてこなかった、多くの相撲部員にとっては、考えるだけでも頭が痛いことです。それでも卒業したら何かしらやる必要があります。

突然ですが、相撲部の就職先ってご存知ですか?

これは相撲を続けるか、続けないかで変わってくるのですが、多く分けて4つほどあります。

1、大相撲に行く。

プレーヤーとして第一線で戦い続ける。これは最近では増えてきた進路ですね。最近は学生出身力士の活躍もあり以前よりも多くの学生が大相撲に進んでいるような気がします。相撲ファンにとってはありがたい進路とも言えます。実際に自分が対戦していた選手が大相撲に進む事が増え、自分の力が大相撲でどれだけのモノなのかがわかりやすくなってきた事も、学生出身力士が増えた原因の一つかもしれません。私も以前は、大相撲の世界で自分の力を試したいという気持ちも、少なからずありました。

2、指導者になる。

後身の育成、これも王道。地元に戻って母校の先生をやるなり、子供の相撲クラブの先生をしたりする人もいます。私自身も大学時代は教員になる為の単位を取っていた時期もありました(教員になる気が無くなってからすぐにやめてしまいましたが)。この指導者になる、という事は実は相撲部に結構人気だったりします。それまで学生として指導者に触れてきた事もあり、何をしているか想像しやすいのも理由の一つだと思います。学校に所属していない相撲の指導者もいます。私も一度は考えた進路でした。

3、相撲部のある実業団に入る。

日本通運、アイシン精機、和歌山県庁などが有名ですね。企業の相撲部。どれくらい業務をやるかは、各会社によって変わってきます。ほぼ業務をやらないところもあるようです。現在ではチームの数もそれなりにあるので、実業団に入って相撲を続ける人も多いですね。ただ業務は普通にこなさなくてはいけない所が殆どで、稽古が多いところは業務と重なりかなりきついようです。最近もある有名実業団に所属する人と話す機会がありましたが、かなり大変そうでした。行き先はどこの大学に所属しているかで、多少変わります。個人的には1番無かった選択肢です。

4、相撲をやめて、一般企業に就職、もしくは公務員になる。

そのままです。相撲から足を洗い、普通に働きます。ただその場合でも多くの場合は、相撲関係者の人脈を使う事も多いです。警察などになると、相撲をキッパリと止める人が殆どです。ちなみに私も最初はこの進路を望んでいました。相撲をやめて、一般企業に就職(銀行員とか目指してた時期もありました)。ただ相撲関係者にお世話になりたくはなくて、自分でなんとかしようという気持ちはありました。

多少の例外はありますが、ほぼこの4つのどれかに当てはまります。

私も最初は一般企業に就職しようと思っていた時もありましたが、だんだんと海外に目が向いていた事もあり、この4つの進路はどれも興味が持てなくなっていました。その頃からぼんやりと卒業後にアメリカに行くことを考えるようになっていました。

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ちなみに就職試験を受けた会社は二つあります。それは当時愛読していた日本経済新聞社と投資関連から、野村証券の二つです。大学4年時に受講していたクラスの先生が日経新聞の方で、個人的に色々と話す機会が多かったという事も多少関係あります。結果は両方落ちました。日経は書類選考は受かったのですが、筆記試験で落ち、野村証券は一次面接で落ちました。実はこれ以降は就活もやめてしまったので、私は就活の話はあまりないんですよね。

ただどちらも受かったら行こうかなぐらいの舐めた感じだったので、落ちたのも当たり前と言えます。落ちたときも特に何も思いませんでした。むしろ海外に行こうという気持ちが強まったくらいです。上に挙げた4つの進路のどれにも興味が持てず、就活もダメ、でも海外に行けばなんとかなるという気持ちがどんどん強まっていました。

そんな心境の時に日本大学に3人のアメリカ人ゲストが来る事になりました。これが海外、アメリカへの気持ちを急速に加速させる事となりました。

また次回に。

あみた

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