6月10日 時の記念日


漏刻


漏刻は水時計のこと。
水時計とは、

容器に水が流入するようにして、その水面の高さの変化で時をはかる時計

のこと。
東洋のものを漏刻ともいうのだそうで。
西方のものはクレプシドラともいうそうで。
砂時計のような、点滴式のようなものもあるそうで。

ううむ。


6月10日 時の記念日


1920年。
東京天文台と生活改善同盟会が、

「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」

と制定。

「日本書記」の天智天皇10年4月25日(グレゴリオ暦換算671年6月10日)の項に、

漏刻を新しき台に置く。
始めて候時を打つ。
鐘鼓を動す。

とあることからきているそうで、「漏刻」とは水時計のことだそうだ。

ところでその10年ほど前、斉明天皇の6年(660年)にも、

中大兄皇子が漏刻を作られた

との記述があり、どちらにも“初めて”と書かれていて関係が不明だとか。
斉明6年の方には日付がないため、天智10年の方をグレゴリオ暦(太陽暦)に換算、この日が時の記念日となっているようだ。

それでも地球は回っている