とあるご依頼にこたえようとしたら、自分の空虚に気づいてしまったという一幕


NNさんが、今現在、これが楽しいということを紹介して書いていただきたい。

というお言葉をいただいて、内省なんかしてみたのですが

からっぽ

なんですよねえあたし
望むように生きてきて
ほとんど悔いなく生きてきてしまって
結果、
何もないっていう感じなんですよ
私にあるのは

あの時あの人がこう言った

こう動いた

笑った泣いた憤った

私を

流れの中の杭

のように取り残して
渦巻いて去った何かたち

そう

私は

空虚な何者か

にすぎないんです


でもね


杭は杭でつまんないわけでも悲しいわけでもないんです


人生という川の流れのただなかで


出会いや別れに不自由しない


めっちゃありがたいことだと思うんです



だから



だから私は



自分であることが


    いま一番楽しいです

それでも地球は回っている