言葉たちを獲得するまで

時代も違う、道具も空気も感性も違う
だからこれからの人が、二才からchatGPTだの何だの使ってもかまわない
ただ・・・

自分という器にふさわしい言葉を
持っているかを考えたい

私は7つからもの書きになりたいと思って、言葉やシーンや情景、状況を集め始めた
いつも書くか描くのことを考え、行動してた
チェーン持ってカチコミには行ってない
でもチェーン持ってカチコミに行く人の経験を聞き、学校の、厚み10センチもある指定鞄を煮て厚さ1センチのペラペラの鞄にしたコの得意げな顔も語りも覚えてる
チェーンって一言で言っても、鎖だか、自転車のか、コンビニの業態だかは文脈がないとわからないよね
カチコミとか、トンカチをナグリとか、いろんな言葉があることすら、知らずにこどもは生まれてくる
ひとつひとつ、自分という棚に置いていくのだ

これからどんどん忘れていくにしても、それも自分の機能不全
昨日は若山牧水が出てこなかった
今テレビでちょうどナグリという地名が出た
こういう偶然にウケる自分がいる


それでも地球は回っている