4月25日 「ロビンソン・クルーソーの生涯と奇しくも驚くべき冒険」が刊行された日

本当のタイトルは超長い!


初版のタイトルは、正式には

自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述(The Life and Strange Surprizing Adventures of Robinson Crusoe, of York, Mariner:Who lived Eight and Twenty Years, all alone in an un‐inhabited Island on the Coast of America, near the Mouth of the Great River of Oroonoque;Having been cast on Shore by Shipwreck, wherein all the Men perished but himself. With An Account how he was at last as strangely deliver’d by Pyrates)

長い!


4月25日 「ロビンソン・クルーソーの生涯と奇しくも驚くべき冒険」が刊行された日


1719年。
筆者はダニエル・デフォーだが、当初はロビンソン・クルーソー自身が書いたかのように装われていたそうです。
種本的には、実際の漂流者アレクサンダー・セルカーク氏の、無人島生活の実話や、 17~18世紀に市井に広く出回っていた数々の航海誌等をモデルにしていたようです。
セルカーク氏の遭難は 、1704年10月から1709年2月までの4年4ヶ月。
チリの沖合に浮かぶマス・ア・ティエラ島に取り残されてのことでした。
船長に置き去りにされたようです。
今マス・ア・ティエラ島は、ロビンソン・クルーソー島と改名されているようです。(1966年~)

それでも地球は回っている