64

64といえば


横山秀夫の小説。
タイトルは『64(ロクヨン)』。
横山秀夫による日本の推理小説。
“D県警シリーズ”の第四作目にしてシリーズ初の長編だそうだ。
わずか七日間で幕を閉じた昭和64年(1989年)、D県警管内で七才の少女が誘拐され、殺害される事件が起こる。
当時、捜査一課特殊犯捜査係に所属していた三上義信も追尾班として初動捜査に加わり、犯人から要求された二千万円の身代金を運ぶ父親の車を追ったが、土地勘に優る犯人に翻弄され、身代金を奪われた上、少女は生きては戻らなかった。
昭和天皇の崩御。
新元号と新天皇。
新しい時代の幕開けに色めき立つ世間だが、D県警は、平成の世に紛れた犯人を逃がすまいと、この事件を

ロクヨン

という符丁で呼び、解決を誓いつづけていた…

という、設定はすごく納得できる一本だが、あらすじ読む限りではいろいろ盛り込みすぎな気が。

しかもドラマ化の際の主人公役ピエール瀧。
2015年にオンエア。
しかもNHK(「土曜ドラマ」。全五回)というから、刑事の役やりながら、ヤクやってたわけだ。
これ書いてた時期、作者も体調崩して大変だったみたい。
そういう時期のそういう一作。

ちなみに横山秀夫作品がNHKで映像化されたのは、2005年の『クライマーズ・ハイ』(同枠)以来。
そしてこの『64』から、土曜ドラマのスタート時間が一時間ずれて22時スタートになったのだそうだ。

いまオンエアされてる『デジタル・タトゥー』(高橋克実、瀬戸康史主演)、結構面白いです。

ピエール瀧め!
こんなところで絡むとは(不快)

そしてデジタルタトゥー出てた
高橋克実の娘役・唐田えりかも超絶不倫ネタになった2020年初頭であった……

それでも地球は回っている