シナリオの最初につけるもの

それは

表紙

人物表

その次に

本文(作品)

になります

(応募原稿などでは、最初に梗概を規定文字数つけなさいというという指示があったりしますし、応募要項が要求している住所氏名年齢等々、最初につけろ最後につけろ、なってることもありますね)

紙の応募はパンチ穴開けて綴り紐

が長年のルールでしたが、昨今はダブルクリップで、がメインかな

目玉クリップやガチャ玉はだめっぽい

てか最近は、Web応募、サイト応募が主になってきて、綴り紐の出番がなくなってしまいました。

プリントアウトパターンでも

タイトル横にすぐ人物表置いても良かったり。

シナリオってもともと、二百字原稿用紙に書くもので、これは直しがしやすいため。

一枚が約30秒。

小直しならその一枚替えれば済む。

そうやって素早い対応をしていた、

ノンブルは?

大丈夫。

文の途中に、足した(増えた)場合はノンブルにabつければいい。

5、6a、6b、7、

みたいな。

減った場合は、例えば4、5、7になったなら、

4、5(6欠)、7、

でもよし、

4、5、7(6欠)、

でもよし。

こういう小技もワープロ、パソコンと時代が変わっていく中、忘れ去られていってますよね・・・

先輩方が切り取り(原稿ページにバツして切る)、あるいは繋ぎ直し(バツしてそこから矢印引っ張り、挟み込む原稿に繋ぐ)してるのがかっこよくてかっこよくて、真似まくったものですが(^^)

私がやめる頃は、A4サイズに600字(3枚分)くらい打ち出してあるパターンに変わっていました。


人物表に説明は不要


たまたま人物表つきの作品二つ出てきたので、比較に読んでいただこうと思いまして。



登場人物

◎なつみ
◎ひあ
◎ゆうか
◎みさと
◎ひなこ

(五人は仲良し↑)


登場人物

トモリ、先輩全員大好き人間?

トダ、B先輩大好き人間?
トク、毒舌ちゃん?
トワノ、甘えん坊?

イガラシ、チョーうまい先輩?
ウチノ、頼れる先輩?
エノ、ちょっと厳しいけど優しい先輩?

アサダ、顧問…たまに口出しする

(シャフト↑)


ほんとは「フレズノ裕」の人物表で説明するのが早いんですけど、あれ登場人物多いし、女学生A、B、C、D、E、Fとか、審判とか、試合相手チームとかぞろぞろ出ちゃうので・・・

仲良し と シャフト の場合、違うように見えても、実際はほとんど同じです

どちらもクラスや、クラブの中だけでの上演。

周りの人は人間関係をだいたい知ってます。

だから架空の部分はここはお芝居なんだな、ってわかるし、とちっても楽しい。

失敗失敗で済むんです。

でも応募原稿や仕事のシナリオではそうは行きません。

ちゃんとした人物表が必要になるのです。


ちゃんとした人物表は、名前、年齢、立場だけが書かれている

ここでちょっと「フレズノ裕」の人物表を書いてみましょう。

登場人物

舞浜裕(14才) 主人公。 峰谷中二年
青海(14才)  峰谷中バスケ部エース
木場(14才)  峰谷中バスケ部キャプテン

and so onであります。

舞浜裕(14才) 主人公。 峰谷中二年。容姿端麗。心に傷を負っている。

とか書きたくなるかもしれませんが、そんなのは必要ありません。

人物表は人物を書くものだから。

人物像は作中で示せばいいのです。


ちなみに忍者hットリくんには、忍犬・忍猫が、パーマ△にはチンパンジー、居ますよね。

登場人物でいいのか?と、ちょっと思ったので、当時はわざと

登場キャラクター

と書いていました・・・


※ そんなこと言って シャフト の人物表は、キャラ説明っぽいじゃん? って思いますよね

でもあれは、自分がわからなくなってしまいそうだったので、付け足しておいたんです

あのネーミングはちょっと、安易でした・・・(二年生の姓のト縛りなんて混乱するだけw)



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