425

425といえば


国道425号。
国道425号は、三重県尾鷲市から和歌山県御坊市に至る一般国道。
ある文章ではなんと

酷道425号

と表記されていた。


というのも…


同道は、ほぼ全線、紀伊山地の険しい山肌にへばりつくように道が続いているのだという。
起点の三重県尾鷲市から終点の和歌山県御坊市の間に、大きな市街地はなし。
途中で通過する奈良県下北山村と十津川村の集落部以外のところは、

本州最後の秘境

とよばれるような辺境地だというのだ。
マニアもビビるキングオブ酷道。
『転落死亡事故多発』(←多発!!)と書かれた看板があったり。
車一台がぎりぎり走れる程度の道幅だったり。
対向車がきてもすれ違えない。
舗装状態も悪く、車はガタガタと上下に揺れつつ水溜まりをはねてゆく。
道路の真ん中に直径30cmほどもある石が転がってたり。
道路脇はすぐ崖なのにガードレールもなかったり。
少しでもハンドル操作を誤れば即転落。
“酷道”楽しむレベルではなく、ひたすら神経をすり減らすドライブが続く…

それでも住民にとっては、買い物や通院に欠かせない重要な生活道路。
不慣れな運転者は行ってはいけない国道425号。
安全な道になるようただただ祈るばかりだ。

それでも地球は回っている