これが76
76といえば
ハレー彗星。
約76年周期で地球に接近するそうだ。
たいていの人は、人生で一度なんだな。
前回は1986年2月。
次回は2061年夏に出現すると考えられている。
周期的に地球に接近する短周期彗星。
公転周期は正確には75.3年。
多くの周期彗星の中で最初に知られた彗星。
ちなみに命名のエドモンド・ハレー(1656-1742)は、
発見者
ではなく、
軌道計算者
らしい。
1705年にSynopsis Astronomia Cometicae(『彗星天文学概論』) を発表。
古天文学の手法を用いて、有名なハレー彗星についての予言を記した本だそうだ。
これは1682年にハレー自身が観測した彗星と、ケプラーなどが観測した過去の大彗星の軌道の比較を行ったもので、ハレーはこの著書で、
1456年
1531年
1607年
1682年
に現れた彗星は同一の天体であり、次は
1758年
に現れることを予言。
ハレー自身はこの回帰を待つことなく85才で逝ったが、彗星は予言通り1758年に現れた。
これによってこの彗星がハレー彗星と呼ばれることとなったという。
ハレー彗星は、
惑星以外で太陽系を公転する天体
として、初めて確認された例だそうだ。
私は次は見られないなあ。
それでも地球は回っている