四季頌歌〔読み物100〕


サディスティック・ミカ・バンドの、1974年のアルバム『黒船』の中の一曲。
作詞・松山猛。
作曲・加藤和彦。


降り積む雪は
音をかくし
凍えた眠りに
息も秘む
野を焼く煙が
かすかに立ち
春告げ鳥さえ
歌を忘れ♪

という美しい歌の、この

春告げ鳥

という歌詞から、今回の一文と相成る。
『黒船』は、会社員時代、可愛がってくれた、少しお兄さんの会社員さんからもらった。
複雑な家庭環境だった、早世した従妹さんの形見だったと聞いた。
素晴らしいアルバムだった。

タイムマシンにおねがい

もこのアルバムの収録曲だった。
加藤和彦と加藤ミカが別れて、本来の サディスティック・ミカ・バンドは終わった。


それでも地球は回っている