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【地方統一戦・カロス優勝構築】百刻フェアリー式スイッチ【ポケモンSV】


色彩メルト杯(1st.) 地方統一戦・カロス

おはよう世界 ましゅまろです。
先日 小規模大会「色彩メルト杯」として第6世代のポケモンのみ使用可能なルールの大会を開催しました。
面白かったので構築記事として残しておきます。
是非最後までよろしくお願いします。


レギュレーション概要

・シングルバトルルール
・ランクマッチ「レギュレーションF」に準拠
・ラウンドロビン・BO3(2点先取)形式

使用可能ポケモン

・第6世代初出のポケモンのみ使用可能
 全国図鑑No.650〜No.715
・リージョンフォームのポケモンは使用不可
・禁止伝説・幻ポケモンは使用不可
(詳細は下記画像参照)

構築経緯

構築作成に際し,まずは強そうな並びをある程度考察する事にした。

考察した中で特に強そうだったのが「クレッフィ+ビビヨン」の壁展開と「メレシー+ドラミドロ」のトリル展開の2種類の構築。
最初は2種類の構築からどちらを選択するか悩んでいたが,自分は優柔不断で欲張りなので両方構築に入れる事にし,クレッフィビビヨンメレシードラミドロの4体を一気に採用した。

その後,クレッフィ+ビビヨンとメレシー+ドラミドロのそれぞれの選出をしたときに裏に置くスイーパーが必要なのでCS襷ゲッコウガを採用。

上記5体で相手のクレッフィ+ビビヨンが面倒になりそうだったので楽に勝てるようにHD防塵ゴーグルすり抜けオンバーンを採用。
構築の完成とした。

今回の2軸は,挑発やアンコール以外での対策方法が全く異なるため,相手視点で理不尽な選出択を押し付ける事が出来るのが非常に優秀。
更に,本大会はBO3なので「例)クレッフィ+ビビヨンの選出をしたら相手にすり抜けオンバーンを投げられて負けてしまったので,2回目の対戦ではメレシー+ドラミドロを投げよう」などの単純な思考が簡単に成立しやすくなるのが噛み合ってるポイントでもある。

コンセプト

・相手視点での理不尽な選出択の押し付け。
・相手の対策枠を"対策"としない(2軸採用による圧倒的な対応範囲の広さ)。
・動きをある程度パターン化し,システマチックに勝つ。

個体解説(採用順)

クレッフィ

@光の粘土
テラスタイプ:水
特性:悪戯心
調整:穏やか(D上昇A下降)
163(244)-76(個体値0)-111-100-151(244+)-98(20)
徹底光線 マジカルシャイン リフレクター 光の壁

【調整意図】
・無振りクレッフィ(75族)ライン意識


起点作成要員1。
基本的に初手に投げて壁を貼り徹底光線で退場して,後続(ビビヨン)の起点作成を行う。

環境の壁貼り要員は…
・ニャオニクス♂
・メレシー
・クレッフィ
の上記3体だが,今回は自主退場技があってかつ悪戯心により上から確実に壁を貼れるクレッフィを採用した(メレシーはトリル要員なので除外)。

相手のゲッコウガやルチャブル,オンバーンなど(サトシすぎる)の,ビビヨンが若干面倒になりがちなポケモンに対して処理速度をある程度上げるためにマジシャを採用している。
実際に余裕のあるターンで何度も撃ったし,馬鹿力を連打してくるカラマネロに対して刺さったのは良かった。

今回の大会では壁が活きる場面は思ったより多くなかったが,出したときはしっかり活躍してくれた。

ビビヨン

@食べ残し
テラスタイプ:水
特性:複眼
調整:臆病(S上昇A下降)
155-51(個体値0)-70-142(252)-71(4)-155(252+)
暴風 眠り粉 身代わり 蝶の舞


何度もおもんない試合を繰り広げてくれた最悪の蝶。
壁下で眠り粉+身代わりを繰り返して蝶舞を積み,最終的に暴風連打で全抜きする。
壁を貼る事でビビヨンより早い相手に殴られても大した問題にならないのが良かった。

特性の複眼によって命中不安技… 主に眠り粉を余裕を持って連打出来るのが強く,本来「そんなことしちゃダメでしょ!」な事を平然とやってのける。
余談だが,メンタル的な余裕を持つために大会本戦まで複眼暴風の命中率を計算しなかった。
記事執筆中に計算してみたら91でまあまあ外れるらしいが,全部当ててくれて良かった。
知らない方が幸せな事もあるね。

メレシー

@メンタルハーブ
テラスタイプ:鋼
特性:頑丈
調整:生意気(D上昇S下降)
157(252)-55(個体値0)-171(4)-70-222(252+)-49(個体値0)
パワージェム ミストバースト
ステルスロック トリックルーム


起点作成要員2。
環境唯一のステロ撒きで最高の入れ得ポケモン。
初手に投げてステロ撒きからトリルを展開し,ミスバによる自主退場で裏に繋ぐ。

頑丈で行動保証があるのが偉く,メンハ込みでほぼ確実にトリルを起動出来るのが強かった。
メレシー自体にやれる事が多く,初手に投げてもトリル一点読み的な行動をされたりしないのはとても気分が良かった。

今回はゲッコウガのC特化水テラ水手裏剣(5回)や波乗り+水手裏剣(3回)を余裕を持って耐えるためにHDにした。
HDにする関係でボディプレの火力が出づらいため,環境最速のファイアローに4倍で入るジェムを採用した。

ドラミドロ

@突撃チョッキ
テラスタイプ:炎
特性:適応力
調整:冷静(C上昇S下降)
171(244)-80(個体値0)-110-163(252+)-144(4)-44(個体値0)
ヘドロウェーブ 龍の波動 10万ボルト テラバースト


最強のトリルエース。
トリルを展開した後に投げ,適応力による超火力で全抜きする。

クレッフィへの打点不足解消のため,テラバで技範囲を広げる炎or地面テラスで選択する事にした。
最初の構想段階では電磁波の一貫を切れる地面テラスで採用するつもりだったが,ゲッコウガの冷ビやその他の氷テラバがテラス前後で一貫するのが裏目に出る気がしたので今回は炎テラスにした。
炎テラスならクレッフィの電磁浮遊ケアにもなる。

ドラミドロとメレシーが環境Topのゲームはさすがに面白すぎる。

ゲッコウガ

@気合の襷
テラスタイプ:水
特性:激流
調整:控えめ(C上昇A下降)
147-90(個体値0)-88(4)-170(252+)-91-174(252)
水手裏剣 波乗り ヘドロウェーブ 冷凍ビーム


裏に置くスイーパー。
技範囲の広さで対面的に殴り合って勝つ。

激流波乗り+水手裏剣のリーチが凄まじく,等倍程度であれば普通に余裕で飛ばせるのが強かった。

人生最初のポケモンで選んだ御三家はケロマツだったので,ゲッコウガは今でも大好きです。

オンバーン

@防塵ゴーグル
テラスタイプ:電気
特性:すり抜け
調整:穏やか(D上昇A下降)
191(244)-67(個体値0)-100-117-133(164+)-156(100)
テラバースト 怒りの前歯 挑発 羽休め

【調整意図】
・最速ビビヨン(89族)抜き調整


最強のクレッフィ+ビビヨン対策。
すり抜けで壁&身代わりを貫通・防塵ゴーグルで眠り粉無効・電気テラスで飛行技半減・怒りの前歯+挑発による受け崩し性能の豪華4点セットを盛り込んだ。

…相手にビビヨンは居なかった。

結果

TN:ましゅまろ 優勝(6勝2敗)

今回は無事優勝出来ました。
選出画面から択を押し付けられる2軸構築が結構刺さったので,珍しく構築が上手くいった感じでした。

2敗の原因:ヌメルゴンが選出画面に居て草食を考慮したらビビヨンが投げられず,普通にメレシー+ドラミドロを上手く処理されて順当負け。
実際ヌメルゴンは草食じゃなくてぬめぬめでした;;

使用率(KP)発表

使用率(KP)に関しては以下URLからお願いします。


以上です。
何かあればTwitter(@XY_Mqrshron)までお願いします。
おやすみ世界。


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