見出し画像

墨田区立川・島田印刷紙工業株式会社

 東京都墨田区といえば、東京スカイツリーや墨田水族館、墨田川を思い浮かべる人が多いと思う。私もかつてはそうであった。今回大学で履修した基礎演習で墨田区についてリサーチを行い学びを深めた。墨田区はスカイツリーなどの観光だけに突出しているのではなく、大小さまざまな町工場が多くあることから、工業のまちという見方もできる。そのため墨田区は古くからものづくりのまちとしても知られている。

 今回私は、墨田区の立川というエリアの中の製造業の一つである、島田印刷紙工業株式会社について詳しくみていこうと思う。

1.墨田区立川の基礎知識

画像1

 墨田区立川(たてかわ)は、東京都墨田区の地名で、旧本所区に当たる本所地域内である。竪川の畔から西方を望む風景は富嶽三十六景の一つ、「本所立川」として知られる。しかし、現在、竪川の上には首都高速道路が走っており、日本橋などと同様に往時を偲ぶことは難しい。竪川から数えて二本目の通りはポンコツ通りと呼ばれ、自動車のパーツを取り扱う店舗が並ぶ。また、竪川と大横川の二つの川が流れているため橋が多いという特徴がある。

2.島田印刷株式会社について

タイトルなし

 一口に印刷といっても、その種類・性質はさまざまです。ポスター・カタログ等の商業用印刷物、マニュアル・報告書等の業務用印刷物、帳票等の事務用印刷物。当社では各分野で精通したスタッフにより、お客様が本当に満足していただける「モノづくり」をサポートいたします。計画・構想から生産工程にいたるまで、総合的に印刷メディアをプロデュースしています。

 http://www.shimadaprint.co.jp/shimada/01.html

 創業70年の伝統と信頼がある会社で、驚くことに従業員はなんと10人という少なさである。帳票、カタログ、パンフレット等の印刷加工を専門とする。

 取扱品目はポスター、パンフレット、リーフレット、商品カタログ、チラシ、情報誌、社史・記念誌、POP、DM、各種帳票など。

タイトルなし

↑ホームページより引用

3.ストリートビューでの散策

  ここで実際に島田印刷紙工業株式会社がどのあたりに位置しているのかみていく。

タイトルなし

https://www.google.com/maps/uv?pb=!1s0x6018892677b29fd5:0xbcee9e8ea3ec52b4!3m1!7e115!4s//geo2.ggpht.com/cbk?panoid%3DsCdijdIUmZ9mkEmygBBh2g%26output%3Dthumbnail%26cb_client%3Dsearch.gws-prod.gps%26thumb%3D2%26yaw%3D67.131226%26pitch%3D0%26thumbfov%3D100%26w%3D520%26h%3D175!5z5bO255Sw5Y2w5Yi357SZ5bel5qWt5qCq5byP5Lya56S-IOWiqOeUsCAtIEdvb2dsZSDmpJzntKI!15zQ2dJZ0FRPT0&imagekey=!1e2!2ssCdijdIUmZ9mkEmygBBh2g&hl=ja

4.今後の考察と感想

画像6

 墨田区は日本のものづくりを支える縁の下の力持ちのような存在だと感じた。伝統と信頼の技術は、今もこれからも産業を支えていると思う。観光地としての賑わいを見せるスカイツリーなどの観光地としての一面もある墨田区はとても魅力的である。また、下町情緒が残る落ち着いた地でもあるため住みやすいという特徴もありそうだなと考えた。

 今回私は島田印刷会社について調べた。そのほかもいくつかその地域の印刷会社を調べてみたが、共通していたのは従業員の数が少ないということであった。従業員が少ないということは、一人一人の力量が大切になってくると思う。ひとりの社員の行動が、会社のブランドや売上に与える影響力が大きくなるため責任のある仕事が必要になってくる。そのため一人一人の力が大きいから伝統もずっと守られていると考えた。

 私はいつか墨田区へ訪れることがあったら、東京スカイツリーなどの観光地だけではなく、ひとつ奥の道に入ってぜひ町工場を探してみたい。