編み物教室をはじめたきっかけ
はじめまして。編み物講師 羽田野まゆみです。
クローン病という難病を持ちながら、人口肛門(ストーマ)も保有しつつ、保育士パート勤務を続けながら、編み物講師としてお仕事をしています。
今回は、
・編み物を始めたきっかけ
・編み物を「仕事」として教えはじめたきっかけ
について、少しお話したいと思います。
●私が、編み物をはじめたきっかけは、母の影響が強いです。
母は、私が幼いころ、内職でセーターやベストを編み納品するお仕事をしていました。私の家にはいつも毛糸が溢れていたし、母はいつでも編み物をしていました。私にとっては、編み物は日常だったのです。
母の横に座って、糸を鉛筆で扱って、編み物のまねごとをしていた記憶がうっすらあります。
私は、そんな母のそばでいつのまにやら、「かぎ針編み」を覚え、なんとなく編んだ編み地を、母がポーチや巾着に仕上げてくれていました。
小学生の高学年になると、「棒針編み」も習得し、卒業式のベストを自分で編んで式に参加したことを、よく覚えています。
そんな、子供のころ好きだったことは、大人になっても忘れられず、冬になると編み物をしてみたくなって、本をみながら、なんとなく編み物をたのしむ「趣味の編み物」を40歳になるまで続けていました。
小学1年生の6歳から編み始めたとしても、36年間のキャリアです。
●編み物を仕事として教えはじめたきっかけは
私が40歳のころです。保育士で週3日フルタイムで早番遅番をこなしながら「自分の力でお金を稼いでみたい」と思い立ち、自分なりに考えました。
どうせなら、
「好きで。得意で。人に喜ばれる。生涯現役でできる仕事」にチャレンジしてみたい。ということで、自分自身を深堀していました。
「子供のころ好きだったこと、今でも唯一続いていること」を見つめていくと、たどりついたのが【編み物】だったのです。
たまたま、
私にとっては【編み物】だっただけで、「自分の力で稼げる」のであれば、なんでもよかったのです。
そう思いついたら吉日。とばかりにネットで「福岡 編み物教室」を探しました。個人でレッスンをされていて資格の取得も可能とのことだったので、すぐに申し込み、編み物教室に通い始めることにしました。
それが、40歳の時でした。最低限の資格を取得し、すぐに「編み物教室」を個人でスタートしたのが、42歳です。約2年で夢のお仕事をスタートしたのです。
現在、46歳。その間、クローン病の悪化で長期入院を何度か繰り返し、大腸全摘という大きな手術により、人口肛門(ストーマ)生活が始まったりといろんなことがありました。
それでも、自分のペースでできる、「編み物講師」という仕事は私にとっては「元気の源」になっています。
おかげ様で、毎日が充実していて、ハッピーで、忙しいながらもやりがいがあり、人との出会いにも恵まれ、好きなことで収入を得ることができています。
今後の記事では、具体的な「編みもの技術と知識」「編み物教室運営」や「編み物講師としての考え方」「お金の話」など、
【編み物や手芸、ハンドメイドなど趣味を仕事にしたい方】への、有益な情報を発信してきたいと思います。よろしくお願いいたします。
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