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上手くなるには「恥を晒す」。絵も音楽も。

なにかを上手くなるには。
・「恥でも晒すこと」と
・「上手い人のなかに身を置くこと」
音楽も絵も同じだなという実感まとめ。

同人の界隈で活動していると、
バンド活動している時と似た感覚になることがあります。
そんな話を、忘れないように書いておきます。

昨日「絵チャ」というものに参加する機会があって。
その時感じたことを書き留めます。
※「絵チャ」とは、複数の絵描きさんが同じキャンバスに絵をかいていく遊びのこと。画面共有できる。見学もできる。

もう、凄かったんだ!
みんな流れるようなスピードで絵を完成させてて。
人の絵に即座に反応して合作ができていく機転と、瞬発力。
アタリの時点から高い基礎力。相乗効果。
自分は描いててもまったくスピードに追いつけない。
それ見てて思ったんですよ。

「これ楽器のフリーセッションじゃん」って。
既視感ありまくりでした。
以前、楽器を演奏する人が集まるバーによく行っていて。
その日に会った人といきなり曲を合わせるのです。即興で。
それはそれは緊張するのです。
普段のバンドはホームだけどここは完全アウェイ。
相手が出してきた音に、その場でリズム決めて、目で合図して曲が進む。
昨日の絵チャで感じた、機転とか瞬発力とか、
相手に合わせて面白いことやろうとか、まんまです。

その頃はドラムが上手くなりたい一心で、
緊張しながらセッションに夜な夜な通ったのでした…若い頃だけど。

で、そういうところって、自分の下手さが露呈するんです。
行っていたバーは楽器がうまいおじさんばかりで、プロもいて、
今考えたら恵まれた環境で。
そんな中で自分の音を晒し続けた結果。
うまい人しかいないから自分のレベルを上げるしかなく、上がりました。
うまい人というのは自分をあげてくれる。
技術に直接触れる(見る聞くだけではなく一緒に何かやる)ことほど、
自分の腕を上げる方法は他にないんじゃないかと思う。
あと、仲良くなって話すようになれば技術論とか精神論も聞ける。
これは大きかった。

稚拙な自分の技術を晒すのは勇気がいるし、ものすごい恥ずかしいんですけど、引き換えに得るものも大きいというのが、こういう実体験としてあります。

で、多分なのですが、絵もそうなんだろうなと。
昨日の絵チャに参加して思ったのでした。
楽しかったし緊張した。

ただし!ひとつ違うのは、
音楽でそれやってたのすごい若いときだから!!!!!
いま、同じことを絵でやろうとしてるけど
年齢としてはこんな歳だからね!!
みんな若いのに、お付き合いありがとう……………
というきもち。


おしまい。

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