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ウェブ解析士協会の『謎のグラフ』クイズに「ChatGPT-4o」を使って解いてみた

こんにちは、アミジャットの田島(@amijat_work)と申します。

先日、ウェブ解析士協会が、『この「Googleトレンド」のグラフ。キーワードは何でしょう?』というクイズを投稿していました。

↓このグラフ

私は『こんなの「ChatGPT-4o」を使えば簡単に分かるでしょ』と思い、挑んでみました。
答えにたどり着きましたが、そこまで簡単ではなかったです💦
「ChatGPT-4o」を使って、どんな感じで答えが分かったか、道中をまとめます。
『AIがあれば何でも簡単に解決できるわけじゃないよ』という事例です。


ステップ1:「ChatGPT-4o」にグラフの画像をアップロードして『このキーワードは何?』と聞いてみた

最初に行ったのは、「ChatGPT-4o」にGoogleトレンドのグラフ画像をアップロードして、『この検索キーワードは何ですか?』と聞いてみました。
もうこれで答えが出るだろう、と。
だって「ChatGPT-4o」だもの。

「ChatGPT-4o」の回答がこちら。

『画像だけじゃ分からん!』とのこと。

ですよね…💦

ちょっとだけ情報を追加して、もう1回だけグラフ画像をアップ

ウェブ解析士協会のポストに「人々の生活に関すること」「概念を表すキーワード」とヒントが書かれていたので、この情報を追加して『で、このグラフ画像のキーワードは何ですか?』と聞いてみました。

ザックリとした概念の一覧が出てきただけでした。
「謎のグラフ」の答えは分からず!

ステップ2:「2016年」と「2022年」に検索数が増えたキーワードを探ってみた

「謎のグラフ」ですが、2022年3月に検索数が伸びています。さらに2023年にも検索数がグーンと伸びています。

そこに、ウェブ解析士協会が新たに出したヒント。

赤いグラフは「謎のグラフ」と関連する別キーワードのグラフで、これが2016年に検索数が伸びています。

ということで「ChatGPT-4o」に『2016年と2022年に共通する、注目されたキーワードは何?』と質問しました。

2016年と2022年に共通するキーワードは、「オリンピック」「ウクライナ紛争」「ポケモン」。

私:『ウェブ解析士協会がこんなキーワードを答えにしないわな』

「2016年と2022年に共通するトレンドキーワード」から攻略しようとすると、逆に沼にハマる気がしたのでやり方を変えることにしました。

ステップ3:「2022年3月」に検索数が増えたキーワードを探ってみた

「2023年3月に検索数が伸びている」に絞って攻略することにしました。

そこにウェブ解析士協会からのヒント「全ての人に関連する、社会全体で取り組みたいこと」という情報を追加。

私『お、なんか近づいてきたんじゃない?』

という感触で、上記に出てきたキーワードを全部「Googleトレンド」でチェック。

しかし「謎のグラフ」とマッチするキーワードは見つからず…。

ステップ4:「ChatGPT-4o」に頼らず、キーワード探しを行うことに

「ChatGPT-4o」に手詰まり感があったので、自分で考えることにしました。

まず、ウェブ解析士協会からのヒント『全ての人に関連する、社会全体で取り組みたいこと』と、「ChatGPT-4o」が抽出したトピックから

『これは「環境問題(CO2削減とかSDGsとか)」か「生き方の尊重(多様性とかLGBTQとか)」に関するキーワードだな』

と的を絞りました。

で、2023年の”3月”に、急に検索ボリュームが急に増えてる理由を考えたとき

『これ、来年度(4月)から「法改正」があったんじゃない?』

と閃きが。

※「ChatGPT-4o」に『3月に検索数が伸びるキーワードの特徴は何ですか?』と聞いておけば、もっと気づくのが早かったかもしれません。

直近の法改正で思いついたキーワードが「インボイス制度」。
そこから「環境問題」で連想したキーワードが「電子保存法」→「ペーパーレス」でした。

ただ、ここで詰みます💦

ステップ5:そもそも「概念」の概念ってなに?(哲学)

手詰まりになって、
『ウェブ解析協会のヒントの「概念」の定義ってなに?「概念」の概念が分からん…。我思う、故に我あり?』

みたいな状況になりまして💦

もう「概念」って何かを考えても仕方ないなと思い、「ChatGPT-4o」にそのまま質問しました。

『2022年3月に増加した「概念」を教えてください』

と。

うーん、分からん!

ステップ6:ウェブ解析士協会のポストのヒントを見直す

このポストの最終ヒント

最後の文章


目に見えないものは音でわかる
目に見えないものは色でかわる
#謎のグラフ


最初はこれを

『「謎のグラフ」を読み解けるぐらいの考察力があれば、目に見えない「音」や「色」も見えますよ(=ウェブ解析士って凄いでしょ)』

という意味だと思っていたんですけど、『もしかして、これもヒントか?』と気づき「ChatGPT-4o」に質問。

さらに「2022年3月に注目された”全ての人に関係がある概念”に関するキーワードは?」と質問を追加。

テーマの候補が多かったので、ステップ2で実施した『「2016年」と「2022年」に共通して検索数が増えたキーワードに絞る』を実行。

なんか近づいてきた予感!

以前に

『これは「環境問題(CO2削減とかSDGsとか)」か「生き方の尊重(多様性とかLGBTQとか)」に関するキーワードだな』

と絞っていたので、「2.気候変動とサステナビリティ」を掘り下げる質問を実施。

テーマが広がりすぎたので、2016年、2022年だけではなく「2023年に増えた」も追加して質問。

さらに、ウェブ解析士協会のヒント「見えないものは~」から、『「視覚障害」に関する”概念”に絞ってください』と指示。

1番目に


アクセシビリティの向上: 視覚障害者が利用できるウェブサイトやアプリケーションのアクセシビリティの改善が求められています。特に、公共サービスや教育、医療関連のデジタルコンテンツのアクセシビリティが注目されています。音声読み上げ機能や拡大鏡機能などがその一例です。


が出てきまして、

『これだ!ウェブサイトに関連する言葉だし!』

となりました!

まとめ

まず、私は「ChatGPT-4o」を使っていなければ正解できませんでした💦絶対に『アクセシビリティ』は思いつかなかったです。

「ChatGPT-4o」をもっと上手く使えるようになりたいです。(小並感)

おしまい。


「アミジャット」では、リスティング広告運用に特化したフリーランス(田島佑哉)が、Google 広告やYahoo!広告の「リスティング広告・ディスプレイ広告・動画広告」の運用、Google タグマネジャーの導入、Google アナリティクスによるアクセス解析などを専任でご対応します。

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