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ロス疑惑の男の相手(犯罪者の性癖)

犯罪者と言われ続けた男との出会い

あまり思い出したくない過去ではあるが、今後何か書くために使えるかと思い残しておく。仕事でではなく、プライベートで出会った男。きっかけは友人の紹介。友人は芸能プロダクションに所属している子だった。同じプロダクションに所属していたのが、ロス疑惑の三浦和義だった。当時の三浦は芸能人としてテレビなどに出ていた。

友人は「私」を三浦に紹介した

おそらく友人は、三浦に頼まれたのだろう。誰か女を紹介して欲しいと。
三浦は赤プリ、赤坂プリンスホテルの一室で生活していた。私は、友人に誰とも知らず友人に彼の元へと連れて行かれた。部屋は真っ暗にしていた。まずルームサービスの寿司を食べるよう言われる。友人はシャワー浴びてバスローブを羽織っていた。部屋は明るくなり、三浦和義であることに気づいた。
察しはついた。

「小菅にいたから近くにいたんだね」

私が以前住んでいた場所を言うと、三浦はそう言って笑って見せた。確かに小菅の刑務所から近いといえば近かったかもしれないが、私は笑えなかった。友人は私を三浦和義に会わせるとも言わず、黙って連れてきた。性風俗、AVの仕事をしている私を利用したのだと思う。

三浦がやりたかったこと

どうやら三浦がやりたかったことは、乱交だったようだ。彼は他にも女を呼ぼうか、などと豪語していたが、他に女がたくさんいるのなら、私なんか呼ばないだろう。三人の夜は始まった。一応男優さんや遊び慣れたお客を相手にしている私から言わせてみれば、とても女性の扱いがうまいとは思えなかった。

帰りのタクシー代だけが手渡された。
二人になると友人はこう言った。「あの男、絶対人殺してるよね」
私は何も言えなかった。

三浦との付き合い

それから私は三浦と二人で会うことになった。私は多少、この犯罪者とも言われている三浦に対し、興味を持った。彼の部屋に毎回呼ばれる。
この男の一番の性癖を知った。気持ちの悪いことなので、ここには書くことはやめておく。
彼は、部屋を出て他人と目が合うと、わざと背を向け自分が「三浦和義」であると気づいて欲しい仕草を取っていた。

三浦からのお願いの話とは

当時三浦は映画を撮っていた。その映画のスタッフとして自分のそばにいて欲しいと頼まれた。私は考えた。犯罪者の文字が頭をよぎる。女を粗末に扱う男のそばにいたら、何されるかわからない。身も心もボロボロになるかもしれない。
その後何度も電話に連絡が入ったが、一切出ることはなかった。
選択は間違っていなかったと思う。


三浦はまた拘束されたのち、自ら命を絶った。

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