振り返り〜湖水地方編〜

けっこう前にnoteを始めようと思い立ったまま、アカウントだけつくって放置してたので、始めてみます。

なんで就活と卒論が大事な局面を迎えている今?と自分でも思いますが、自分の中の価値観や思いを言語化してみる良い機会かなと考え、とりあえずやってみます。

最初に載せるのは、2年前に参加した、イギリスの湖水地方での約2週間に渡るフィールドトリップの報告書に載せるために書いた文章。

湖水地方の美しい自然の中で、フィールドトリップでは体験を通してサステナビリティを学びました。カヌー・街歩き・トレッキングなどの身体の感覚を通した学び、対話を通して徹底的に考える時間。ここでは詳細は割愛しますが、とにかく自ら感じることと考えることを大事にしていました。

昔から環境問題や人権問題に関心があって、授業でサステナビリティを学んだところがはじまり。

担当教授がイギリスへのフィールドトリップを企画していることを知った私は、面白そう!昔住んでいたイギリスにまた行ける機会!という理由で参加を決意。

その授業とフィールドトリップに参加しなければ、今の私がいる環境はだいぶ変わっていたなぁと思う。

これからもつながっていたい人たちとの出会い、迷ったときに立ち帰る軸がこのフィールドトリップがくれたもの。それくらい私の中で大きな意味を持っている体験です。

そんな体験を通して私が書いた文章のタイトルは「気付くことの喜び」たしか英訳を"Happiness to learn"にした記憶がある。

ひとまず、日本語の文章の方だけ今回載せます。

そのとき得た学びを今も私は大切にできているか、日々環境へのインパクトを考えながら過ごしているか、そんなことを読み返しながら考えました。


ーーー

「気付くことの喜び」

フィールドトリップでは大量のインプットに対して自分で考え、発信するとともに他のメンバーの視点に耳を傾けてまた考える…といったことを繰り返していた。脳みそが溶けそうなほど濃密な日々を初めて過ごした。


環境、社会、文化の観点からサステナビリティについて主に学ぶことができた。自分の周りだけではなく、外の社会のことについて思いを巡らすきっかけとなった。

その中でも自分の中で何かが変わるきっかけとなったのは、現地の学生であるアダムの自分の感覚に集中するアクティビティだった。そこで感覚を解放することの楽しさを知った私は、外の空気に触れているときは意識的に自分の感覚に集中し、素直であろうと心がけた。
すると、葉っぱの色の違いや頬を触れる心地良い風の感触など今まで目を向けることのなかった細かい部分も感じることができた。自然との繋がりを感じつつ心にゆとりを持てた穏やかなひとときだった。

そして日常の小さな箇所にも目を向けるようになり、新たな気付きをたくさん見つけた。それはサステナビリティに関することから自分と他のメンバーの内面の変化など多岐にわたる。

意識的に自分の感覚に集中する時間と場所を見つけて一旦立ち止まり、心を落ち着かせて自然とつながる感覚を持ち続けることの大切さがフィールドトリップ中に得た大きな学びである。しかし、多くのことを学ぶことができたのは私の視点や感覚を受け止めてくれた方々に囲まれていたからだと強く思う。そうでなければ自分に素直になれなかっただろう。

たくさんの素敵な人との出会いと気付きに溢れていた心から満たされた10日間だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?