丁寧さに中断される。

upされていなかったでの朝記事だけど夜up.

電車で『自炊者になるための26週』(朝日出版社)が出版されたばかりの三浦哲哉の2021年の本『LAフードダイアリー』(講談社BOOK倶楽部)を読みながらこの著者の1番の魅力と私が思っている軽やかさに再びニコニコし仕事前に作業をするためにカフェに入った。電源もwifiもあるので便利なのだがお水を持ってくるのもやたら丁寧にそれが水であることを言いながら置くし無視できない丁寧さというのも本当どうなのだろう、と思いながらその間なんとなく手を止める。書き物をするにはとても向いていないカフェだなと思う。身体性というものが全く無視されているように感じる、なんてあえて大袈裟に書くのは三浦哲哉の本が身体性をとても大切にしているからだ。食べるということはそういうことだし人付き合いってそれが基本だろう。精神分析でいえば欲動という概念がその辺の難しさと関わっているわけだ、など作業を中断されてやや苛立ったのでウォーミングアップし直しという気分で書いてみた。さてさて。