「あいだ」の存在

家父長制はハラスメントの温床と読んでそうだなと思うけどナルシシズムを満たしてくれる相手としか深く関わりたくない人とケアテイカーの組み合わせというのはとても多い。それ「ケア」っていわないよ、と思うけどそういう場合の「ケア」はもっと切実な脆さをカバーするものである場合があるからまず責任を問われるのはそういう相手に自分を支えさせている側。大抵女がケアテイカーを担うから必然的に家父長制はハラスメントの・・・となるのだろう。今年の春に『妾と愛人のフェミニズム 近・現代の一夫一婦の裏面史著者』石島 亜由美著、が出た。「愛人」の意味は変わってきたとはいえ、妾とか愛人という「あいだ」の存在をつくる男に対する妻と妾、愛人(つまり女)の意識改革が必要なんだな、と学んだ。どっちにしても「女」を「あいだ」にしてるんだよね。楽ちんにツカえる人妻のところにせっせと通いながら「なによりも妻」とか言っている嘘つきがランキングに入ってたりするからそういうのには押したくないけどまともに「ケア」について考える必要を感じてる人にはお勧め。