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#14 本紹介その9『池袋ウエストゲートパーク』

おはようございます。

今日から箱庭演劇祭の仕込みが始まりました。
僕はお休みだったので、おうちで小道具の仕上げとかしてました。明日は場当たりです、いぇい( ˙꒳ ˙ )

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今日紹介するのは、石田衣良先生の『池袋ウエストゲートパーク』です。「IWGP」の名称でもお馴染みですね。

ドラマが有名なんですかね。僕もちょっとだけ見た事あるんですけど。多分僕よりも上の年代の方がご存じの方多いかもしれないですね。

舞台は名前の通り池袋。主人公のマコトが「トラブルシューター」として様々な事件を解決してくっていうのが主な筋書きです。その多くの事件は、若者の色んな問題とか、もっと広くいえば日本の社会問題とかにも繋がる部分があるなぁって思います。

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多分僕がこのシリーズを読み出したのは中学生の頃かなぁ…。図書館で見つけて、試しに読んでみたら面白い面白い。マコトの一人称で語られる物語は、なんだか僕には新鮮でした。マコトの生の感情がガっ!って伝わってくるようで。さらに言えば、疾走感があるなぁって思うんです、このシリーズ。なかなか伝わらないんだけど(泣)
あとは、やっぱりかっこよかったんだよなぁ…。マコトももちろんカッコイイんだけど、やっぱりタカシがなぁ…カッコイイんだよな…。タカシは「Gボーイズ」っていうカラーギャングのリーダーで、みんなに「キング」って呼ばれてます。
ほんとは良くないんでしょうけど、そういうギャングとかに少からず憧れがあったんだと思います。かっこいいって思っちゃうんですよね…。あと、カラーギャング内での絆が羨ましかったのかなぁ。もちろん裏切った時は容赦なしなんですけど。

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もともとミステリー小説が好きって言うのもありますね。僕のミステリー小説好きはコナン・ドイルとアガサ・クリスティからなんですけど、まぁ王道ですよね。あとは多分「名探偵コナン」(笑)
他だとそうだなぁ…。伊坂幸太郎、東野圭吾とかですかね。父親が大好きなんですよね、この二人の小説。それで実家にも小説沢山あるので、それを読んでいたらって感じです。ちなみに一番のオススメは伊坂幸太郎の『死神の精度』です。

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この「IWGP」はシリーズで、現在14巻刊行されてます。あ、外伝とかは別ですけど。
僕が一応シリーズ読み切った時は、10巻目の『PRIDE―プライド 池袋ウエストゲートパークX』までしか出てなかったんですよ。だからそれで終わっちゃったのかなって思ってたら…。
前作から4年後ですね…出たんですよ11巻目!!
本屋さんで見つけた時叫びましたよね(笑)お金無くて単行本は買えなかったので、図書館に入ったらすぐ読みました。
驚いたのが、ちゃんと時代が進んでるってこと。マコトがスマホ使ってるし、東日本大震災のことにも触れてた。なんかわかんないけど、嬉しかったなぁ。これは「今」の話なんだぞって主張してる感じがすきでした。

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まだ全巻揃えてないんですけど、ゆくゆくは文庫版で全巻揃えようと思ってます。それくらい好きなシリーズです。
良かったら読んでみてくださいね。

http://www.bunshun.co.jp/pick-up/iwgp/

それでは、今日はこの辺で。

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