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#16 「ネバーランド・キャロル」終演
おはようございます。
そして、あけましておめでとうございます。
2020年になりました。今年もよろしくお願いします。
☆☆☆
さて。もう昨年になってしまいますが。
演劇プロジェクトroute.©️第四回公演「ネバーランド・キャロル」が終演致しました。
御来場くださった皆様、応援してくださった皆様、誠にありがとうございました。
今回は、少女聖歌隊と森の子供たちの物語でした。
いかがだったでしょうか。皆様の心になにか残すことが出来たのであれば幸いです。
んで、僕が今回演じたのはなんとオオカミ…!!
果たしてどんな役どころだったのか、ちょっと振り返りたいと思います。
☆☆☆
今度はオオカミ役!?-
今回僕が演じたのは、森に住むオオカミ「グレイ」。
森の子供たちを守り、時には子供たちに(大半がデイジーに)可愛がられながら暮らしています。
グレイはロビンのお姉さんです。ロビンとグレイは初めからアーリーおばさんの所で暮らしているわけじゃないんです。僕たちのなかでは、母親オオカミが死んだことをきっかけにアーリーおばさんたちに合流したということになってます。2人じゃ生きていけなかったんだろうね、森の生活は厳しいから。
今回特に難しかったのは、やっぱりオオカミらしい動きをすることでした。僕は身体が固くて固くて、かっこよくキメたいのに、とても不格好になってしました。あと獣の俊敏な動き。まじホント足遅くてごめんなさいって感じでした。
少しはかっこよくなってたのかなぁ…オオカミっぽくみえてたら幸いです…。うぅ…。
☆☆☆
舞台美術裏話-
route.©️舞台美術担当の僕ですが、今回の舞台は結構力を入れたと思ってます。裏話を少ししようかな。
これがデザイン案。結局できなかった部分もあるけど、そこそこ予定通り作れたんじゃないかなと。
今回の舞台は、劇団おぼんろさんの舞台美術を参考にさせて頂きました。僕は観劇したことないのですが、うちの主宰が見たことあるみたいで。一度見に行きたい…!!
今回大変だったのは、舞台上だけでなく客席の方の装飾もした事ですね。客席の装飾は「ぼくらの箱庭」の時から構想はしていたのですが、諸々の事情で実現できてなくて。やっと今回作ることが出来ました。
裏話その1。
客席装飾に使っていた紙。色々文章が書かれてますが、内容は魔女裁判や魔女狩りの説明を英語で表記したものです。あと「慈しみ深き」の歌詞と、薬草類の説明とか。一応関連する内容を載せてました。英語訳はネットの翻訳に頼っているので合ってないかもしれないけど…汗
ちなみに古びた紙っぽくしたかったので、文章印刷したあとに、一枚一枚おうちで茶色く塗りました。片手に筆、片手にドライヤー持って乾かしながら塗ってました。
裏話その2。
舞台上のオブジェや小道具類も大体が製作物です。
お気に入りはランプ。紙皿とペットボトル、あと「ぼくらの箱庭」で使ってた小道具のロウソク型のLEDランプを使ってます。だから本当に光ります。上についてる取っ手はスマホリングです。暇つぶしに作ったんだけど、いい感じに舞台に使えて良かったです。
裏話その3。
物語序盤でデイジーとルナが勢いよく外すボロ布幕。今回の製作物の中ではあれが一番大変でした。
あれはですねー。僕の着なくなった洋服を切り刻んで作ってます。あとベットシーツ。中央の暗幕は主宰の持ち物です。(←なぜ持ってる。)
真ん中にデーンと縫い付けてあるのは僕のマフラーです。マフラー2つ持ってて、あれはあんまり使ってない方のやつです。ちゃんと外せば使えますのでご安心を。
あのボロ布幕、全部手縫いです。あ、あとグルーガン。一人暮らしのお部屋でせっせと縫いました。裁縫はわりと得意なので大丈夫なんですけど、さすがに大きくて大変でした…汗
いらないものや捨ててしまうものを使って、なるべく経費をかけないように舞台美術つくってます。
でも結構いい感じにできるんですよ。工夫を考えるのは大変だけど楽しい作業ですしね。
あ、これは余談なのですが。
route.©️の公演には、いつも舞台上のどこかに「赤いリボン」があるのをご存じですか?いつもどこかに仕込んであるんですよ。route.©️のアイデンティティみたいなものです。良かったら探してみてください。
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振り返りはこんな所かな。
12月は文字どおり師走の忙しさでした。駆け抜けたな。みんな疲労困憊、満身創痍だったし。
でも、とても素敵な公演になったと思います。
まだまだroute.©️成長中ですので、これからも応援のほどよろしくお願い致します。
次回は2月の佐藤佐吉演劇祭。
「戯レ、言。」でお会いしましょう。
それでは、今日はこの辺で。
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