ほぼ「はなまる｣な日

起きた時日は沈んでなかった。
昨日の自分には勝った気がした。

確か、最初に起きたのは11時頃

傍から見たらめっちゃいい兆しに感じるかもしれない。私も他人に対してならそう思っていたに違いない。

じゃあなぜこんな言い方をするのか。

問題は、私がその日寝れたのは朝の9時半頃ということだ。

そう全く寝れていない。
1時間半くらいで起きてしまった。

全く寝れてないしまだ予定まで時間があったしアラームを1時間後に設定してまた寝た。

そしてなぜかアラームより先に起きた。
今度は、30分しか寝れなかった。

そんなのを4回ほど繰り返した。

時計の針は14時を回っていた。

完全に目が覚めた頃、何故か私はとてもパニックだった、全てが嫌になってた。なにもかも嫌で何もしたくない。

怠惰と言うよりは恐怖。
全ての言葉、音、光に耳を塞ぎたくなる。頭を抱えてしまう、どうしていいか分からない。
完全に混乱状態に陥っていた。

昨日まではなんとも思ってなかったことも全て怖くなった。

とりあえず頼れる人に相談をしながら一つ一つ片付けた。直前での問題が片付いて何をしていても許される状態にした途端落ち着いてきた。

詰め詰めに予定を入れる癖。
そろそろ治したい。

落ち着いてきたら、とてもお腹が空き始めた。
安堵したからだと思う。
お腹すいたから、リビングにでも行って何か食べようと思った。

そのために、身体を起こそうとした。
全く動かない。動けない。指先ではご立派に走ってくれる。このエネルギーを少しでも身体を起こす方に向けて欲しいくらいだ。

いつの間にか力つきて寝ていた。
そんな事を何度も繰り返した。

せっかく昨日の自分に勝てた気がしたのにこれじゃ引き分けどころか負けだ。

ようやく起き上がれたのは夕方の18時頃

何やっているんだろ。昨日と同じだ。

起きてご飯を食べていたらお昼寝をしていたママが起きてきて家に何も無いから買い物へ行こうと言う。

正直身体はしんどかったし行く気もなかったけど、沢山お話もありそうだし、聞けるうちに聞いときたいなと感じたので行くことにした。

今日夜何食べようかという話になり、最初はマグロの中トロの大きな柵を1つもっていたが、「みんな中トロみたいな脂好きじゃないじゃん」て話をした。

それにその中トロは薄い割には高かったのだ。
私には魅力的に映らなかった。

では、何になったのかと言うとしゃぶしゃぶ

途中餃子にしようという流れにもなったが、しゃぶしゃぶ用のいいお肉が店頭に多くまんまとコープのマーケティングにやられた私とママだ。

国産の牛肉1パックと国産の豚肉2パックを手にした。野菜は何を入れようかとなった。
まっさきに私は「ロメインレタスないのかな」とロメインレタスを探しに行った。

なかった。
大事なことなのでしっかり覚えた。
コープにロメインレタスは無い。

じゃあ、仕方ないレタスにしようとなり、「大きさが重いやつ選んで｣と言われた。

15個くらい比べた。
正直、最後の２個がわからなすぎた。
どちらが重いのかわからない。
2人で持ち合いっこして、ようやく決めた。

ちょっと楽しかった。

そして正月テンションでいつもならそんなに買って貰えないジュースだが、今日は何故か買ってもらえる気がしておねだりしてみた。

めっちゃ買ってもらった。
というよりは、許可が降りたので自分のお金で買った。

ジュースというのは不思議で、水では満たされない喉の乾きを潤してくれる。
私はそう思ってる。

だから水では満たされない時もあるのだ。

まあそんなこんなで買い物を終えた。

余談だが、友達がUFOキャッチャーで取ってくれて私にくれたカービィのカバンにはなんと500mlのペットボトルが５本も縦に入る事を知った。

カービィ意外と大容量だ。

家に着いていざしゃぶしゃぶの準備。

しゃぶしゃぶの食べ放題のお店だとダントツで温野菜が好きだが、家で温野菜の再現はなかなか厳しいので、せめてしゃぶ葉を再現しようとママと相談してなった。

しゃぶしゃぶ用の2色鍋に水を入れ、おだしを入れ火にかける。その間にお正月用のお重に買ってきたお肉を取り分ける。

これだけでとても外食感が出るのでおすすめ。

そして野菜、野菜があるとかさましにもなるし、何より私の身体的に落ち着く。

タレは
・ポン酢+もみじおろし+九条ネギ
・ゴマだれ+おろしにんにく+辣油

本当にすごく美味しいのでぜひやって見て欲しい。

家族でするお鍋は、とても憂鬱だ。

なぜなら食べるスピード、嗜好がそれぞれ違いすぎるからだ。

パパに関しては鍋奉行だ、しかも鍋奉行と認めないタイプの1番タチの悪いやつだ。締めのラーメンもやりたいと中盤で言い始めた。

ラーメンは入れると出汁がドロドロになる。
配慮が必要な代物だ。
だが、パパはお構い無しだ。

弟はだし追加のために持ってきた水を全て飲んでしまったり、誰かがお肉を放置してると放置してるよという割に、自分は肉を放置してほっといてという、なんてことだ。

それに加えて私とママは、写真も撮りたいしゆっくり食べたいし、相性は最悪なのだ。

そんな感じなので私はいつも以上に気を遣いすぎて疲れてしまった。終盤には怒ってるのか聞いてしまった。

「そんなので怒らないよ｣

といわれた。そりゃそうか。

私は予想以上に過去を引きずり過ぎなのかもしれない。早く断ち切りたい。

言い忘れていたが、しゃぶしゃぶはとても美味しかった。やはりしゃぶしゃぶは良い。

どうでもいいかもしれないが、鍋に何一つ残らず完食したのは久々だった。
褒めて欲しいくらいだ。

ご飯が終わり、ママに何故か歌を教える時間になった。
最初は、えーと思っていたが、楽しそうなママを見ていたら嬉しくなってきて、無論私は歌うのが好きなので楽しいしちゃんと教えようとなった。

テンポをゆっくりにしたり、リズムを揺らしたり、取れない音程の前の音から次の音までを何度も反復練習したらいいよなど、そんな大したことではないが歌いながら教えた。

そしてこれだけではなにか偉そうな気もするし、ママのことだから「マコちゃんだから歌えるんだよ」とか言って諦め始める気がしたので、同じ曲の練習し始めの下手くそな録音をきかせた。

「今でも、まだまだ音程の精度低いし抑揚も足りないけど、元はこんな酷かったから大丈夫練習すれば絶対歌える。正直全然歌えなくてイライラしながらめっちゃ練習した」と言ったあとに

「明日朝の10時からバイトだからお風呂はいってくる｣と言い宣言通りお風呂に入った。

結論的には今日は昨日よりもいい日だった気がする。

没頭してお風呂に入りながらnoteを書いていたらお湯が冷めきたので今日はこの辺で。

読んでくれてありがとうございます。