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アクセサリー屋の名前を変えようと思う

アクセサリーの製作販売をしています。
ずっと考え続けてはいるけれど、今年1年で明確に意識したことは
「アーティストたれ」
ZAZYたれ、みたいなやつです。いや、たれ!は今考えたけど・・・

いろいろショックなこともあったりして、結局自分の覚悟が足りないんだと思った。
プライドは山より高いくせに、変なところで自信がなくて、自分で自分を認められていない。
だから「アーティスト」なんて恥ずかしすぎて自称でも言えなかったんだけど、ここは明確に言っていこう、背負っていこうと決めたのが今年の前半。

アクセサリーも、特にSNSでの発信を考えた時に、「ショップ」「ブランド」みたいな立ち位置を意識して発信するより、個人を出していくのがいいと思うようになりました。
今までは、意識的に製作者の情報は出さない方針をとってたんですよね。
でも、アーティスト個人に興味を持ってもらえるのが一番強いんじゃないか?と思うようになった。

「アーティストのコスチュームジュエリー」

作家ものというか。ハンドメイド作家の「作家」というより、陶芸作家みたいなイメージ。
(これはハンドメイド作家を否定しているわけではなく、イメージ上の話です)

まずアーティストとしての個人があって、表現手段の一端としてアクセサリーがある感じに持っていきたい。
つまり、絶対アクセサリーでなきゃいけないこともない。
別の表現手段もあっていいし、と思うようになりました。

まぁ、じゃあアートって何だよって言い出すと、すぐさま迷宮入りですが・・・
収益化は?も、即迷宮案件…大事ではあるけど、そこは後から。

もっと作品的なものを作った方がいいなとも思う。
作品の世界をしっかり提示して、そこから普通に買って使いえる感じのアクセサリーを展開できるといいよね。

結局自分の気の持ちようなんだけど、山より高いプライドと同じぐらい覚悟を持つこと。
自分の進みたい方向性が見えてきた1年でした。

ほんで名前や

後からアクセサリーの方のnoteに小綺麗に書き直そうと思うけども。
a-etoile//WEIRD(えーえとわーるうぃあーど)という名前に変えようかなと。
アミュレット(お守り)や自分のイニシャルとか、人生で関わりが多いアルファベットの"a"
まぁ、現在のショップ名であるアミュレットエトワールの略称とも言える。
エトワールはフランス語で星。
ウィアードは、「変」「奇妙な」
oddよりカジュアルでネガティブな表現。
海外ドラマとかでたまに聞く「それ、変じゃない?」「おかしいよね。」というような。
語源は古英語の「WYRD」ウルド、運命とか宿命とかそういう意味です。ケルト好きな人がきっと詳しいはず。

ウィアード、と付けたいのは「“変なやつ”である自分」を肯定してやりたいから。
「そんなんな、みんな変やねん」と言ってくれた恩師が2人いる。
全く別のフィールドで、関係性はない2人の先生にそうやって言ってもらえた時点から、自分の人生が開けたような感覚がある。今思えば。

思えば、「変なやつ」であることで嫌な思いもしたし、傷つくこともあった。
でも「変、人と違う」ことと創造性って結びついてると感じる。
人に迷惑をかけなければ、変だっていいし人と違ってもいい。

こうやって言えるのは、周りの人が受け入れてくれるおかげ。
時代が変わってきて生きやすくなったのも影響してると思う。

変でいい、みんな変、と言ってもらえることはわたしの人生において大きな転換点だったし、過去の自分にも大丈夫だよと言える。

最初は、シンプルに「ウィアード」だけにしようかと思ってたんですが
それじゃシンプルに「変人」になってしまうし、ショップカードや台紙がむちゃくちゃ余ってるので「a-etoile」も残しときました。

ほとんど趣味で作った箔押しの台紙、捨てるわけにはいかなかった・・・採算度外視の趣味がこんなところで効いてくるとは。

普通ブランド名とか変える時は、全部一新して日にちも決めてバッチリお披露目するんだろうけど
なんかもうジワジワいくか・・・と思ってしまっている。
とりあえず年始に表記だけ変えようかな。

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