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夢現Re:Masterプレイ感想

こんにちは!
一ノ瀬飴莉です。

ゲームプレイ感想日記みたいなのを載せたいと思い、こちらの記事を執筆させて頂きました。

今回ご紹介するゲームは夢現Re:Master(通称:ゆりマス)のプレイ後感想です。
全キャラトゥルーEND、BAD END迄。一通りプレイしました。(主はSwitch版をプレイしてます。)

※この投稿はエンディング後までのネタバレを盛大に含んでいます。ご了承ください🙇🏻‍♀️

0.〜始めに〜
ゲームは工画堂スタジオ、しまりすさんちーむが作っていて、パッケージにはグロやホラーのマークがついてなかったので完全に油断していたのですが、それぞれのルートの中で微グロ(ホラー)に感じるシーンはありました。

話の内容も進んでいくにつれ重いものになっていくので、精神的が元気な時にやることをオススメします。
特にBAD ENDルートは衝撃的なものが多く、精神的なショックで主人公や攻略キャラたちが闇堕ちするので、スチルを全回収したいならやった方が良いですが、メンタルに耐性が無いなら触れないのも手だと思います。

_と前置きをしたところで各攻略キャラ事の感想に移らせてもらいます。

1.無限堂さき
主は運営さんがオススメしてるプレイ順、さき→なな→マリー→こころの順にゲームを勧めました。

あだ名はプチザウルス。この人について言うならとにかく最強って感じです。声優さんもラブライブ!等でお馴染みの徳井青空さんですしね。
思った事を刺々しい物言いで何でもズバズバ言うので、人間性については少々難アリですが…💧
職業柄や周りをよく見ている彼女ならでは、意図的にそうしてるようにも感じ取れました。

一方で、クリエイターとしての能力や業界経験が豊富で、頼りになる時は本当に頼りになる人です。特に本人のルートやこころルートでは頼りになる先輩!って感じる場面がちょこちょこありました。

さきルートについては、本人の人間性がほぼ確立しているので彼女自身に大きな変化はないこともあってか、ストーリーはゲーム製作がメインになっていました。
今思えばですが、これが公式で一番最初にさきルートがオススメされていた理由の一つなんでしょうね。あとはさきから見た他の同僚の評価も理由にあるのかもしれません。
さきルートでは「クリエイターは決して妥協しない」という事を強く心に刻まれました。プロとしての誇りや情熱、ニエ魔女に対する想いは本物であり、そのために一心不乱に取り組める姿勢は尊敬できます。

あい(主人公)がそんなさきさんを暖かく見守っていく内に、次第に2人は惹かれ合うという展開で、2人の関係性という意味では一番安心して見れたかなと思います。BAD ENDルートはななと比べて別ベクトルでの衝撃でした…。

2太刀花なな
ななルートは珍しくプレイヤー目線ではなく、ほぼなな目線で進行していきます。
共通ルートでは隠されていた内面に最初は驚きました。
知られたくない過去があり、それが原因で本心では若干卑屈ぎみだった彼女ですが、あいやユリイカの皆と出会い徐々に変わることが出来た。という感じで、攻略対象の中では1番感動的な話だったと思います。

プレイしてて思ったのですが、あいと攻略キャラの想いのすれ違いにより真正面から気持ちをぶつけ合うのってななさんだけなんですね。

すれ違いで対立してしまうこともある一方で少しずつ距離が近づいて、神社でついに…というところからのノンストップ絶望展開からのあのBAD ENDは見ててしんどかったです。
それと少しあいに恐怖を感じてしまいました。

トゥルーENDの方はゆりイカの絆を見せつけられ、感動のクライマックス!って感じでとても良かったです。

3.マリー・マーラー
攻略キャラの中で性格的に一番分別のある、精神的にも落ち着いた女性(ただし趣味には全力)という印象でした。基本的にあいの味方ですが、祖国の生活の影響もあり、時として周りにすぐに流されずに常識的な判断も出来るところは良いですね。

マリールートについてですが、どちらかと言うと祖国問題にメインを置いた話でしたね。任務の間は、「マリー」ではなくアイの友人の「マリア」として振る舞える時が細やかな幸せだったんだろうな。と思います。

複雑な立ち位置の中で、本当は好意を向けてはいけないと思い込んでいる相手に対する葛藤は当然付き物で、やはり想いは止められないんですよね。愛の力って凄い…。

最後の選択肢を見た時に、BAD ENDの展開については察してしまいましたが、最後のスチルが…
あれから立ち直れるの??一方のグッドエンドは世界観的には正しいけど改めて見ると凄い世界なんだなと思いました。

4.柳谷こころ
上記3人をクリアしないと進めないルート。主的には正直好きになれないキャラです。
理由があるとは言え、姉に対しての対応が辛辣すぎたり、ニエに取り憑かれてるあいを殺そうとしたり、不穏の連続でした…。

さきやマリーとの言い合いも、言っていることは的を得ている時もあるのですが、自分の主張を通そうとすることばかりで少々モラハラ気質にも感じました。

最初は見てて嫌悪感しかなかったのですが、彼女のルートを見て少し印象は変わりました。(それでも苦手感は残りますが💧)

こころは目の前に現れたあいの事を「大鳥あい」とは見ていなかったんですね。真実は本人のルートでしか明らかになりませんが、別ルートでそれでも姉妹の関係が最終的に良好になるというのは、大切な人をひたすらに真っ直ぐ想う姿を見て、こころがあいを「大鳥あい」だと認めることが出来たからなのでしょうか?根本的な解決ではありませんが、これもまた一つの結末なのでしょうね。

一方、こころルートでは「大好きなお姉ちゃん」を取り戻すために(柔らかい言い方で)1人で戦う非常に一途なこころちゃんでしたね。理由を知ってからは罵倒も納得はいきました。相変わらずキツいですが。自身も実は問題を抱えていたことを自覚したのは、タイミング的にあいがさきに自身の状況を説明したところなのでしょうね。水飲み勝負でついに心を開くこころ...いいね。

そしてBAD ENDはそう来たか…。本人たちは満足しており恋愛ものの一つの結末としては有り得る展開ですが、やはり精神的にくるものはありますね。そしてタイトル画面でのタイトル読み上げが聞くだけで辛すぎる。

トゥルーENDに関しては、あいとこころは勿論、ニエと魔女の方も幸せになり正にハッピーエンドって感じでした。最後のオチは(いい意味で)意表を突かれたけど…

5.最後に
全体的な話をまとめるとオチは完璧なファンタジーでした。主人公についての言及は長くなるし、盛大なネタバレ要因になってしまうので敢えて控えますが、全体的にはとても良かった!

社内のピリついた雰囲気の中でされる会話とか、とてもリアルで見てて鳥肌が立ちましたが、ゆりイカの面々は最高の仲間であり、ビジネスパートナーでもあることがハッキリと分かりました。

ここまで読んでいただきありがとうございました!
またお会いしましょう!

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