怪文書

しかし、突然の否定で申し訳ないが、しかし荒波のいない球界は虚しい。私はこの間、サッカーを見に行ってみたり、AKBの握手会に行ってみたり、淫夢動画を見たりとかなり迷走しています。迷走にも格というものがあるというくらいの迷走ですね。

いや半年で二回戦力外になる推しってなんだよ。今後どんな不幸自慢をされても、でも私の推しは半年で二回戦力外になったんだが?wというマウントで力押しできるレベルのことを成し遂げましたね。正確には半年ではなく8ヶ月なのがまた気持ち悪いですね。

ただ、照れ隠しの悪態ではなく本音を言えば、メキシコには感謝しかないです。あんなに楽しそうに野球をやる荒波はもう見られないと思っていました。気づいたらメキシコにファミリーみたいの作ってて、インスタにメキシコの人のコメントもついてたり、なんていうか視野が広がったね!!いい経験をしましたね!!(号泣)

ただ、日本に帰ってきてからも全くメキシコ気分が抜けてないのがわかりますね。完全に加藤鷹になってるもん。日本でメキシカンな格好したらそれは加藤鷹になるのだと推しに教えられました。日に焼けてるのも悪いんですよ。
ていうか私は正直加藤鷹がよくわからないのですが、私の中の「加藤鷹という概念」に推しが一致してしまった感があります。今私は日本で一番加藤鷹という固有名詞を出した人だと思います。
ただ、久保康友が同じようにメキシコ気分で帰ってきてもそれは加藤鷹ではなく戦場カメラマンになると思うので、メキシコも一枚岩ではないんですよ。荒波に加藤鷹の素質があったということ。逆に言えば荒波が戦場カメラマンになることはないのです。

しかし世間ってつらいよな。私がめっちゃ荒波かわいいと思って呟きたくても世間って許してくれないんだよな。いや勝手に呟いてろよと思うかもしれないが、やっぱちょっと気まずいですよね。
ていうかかわいいの前にまず言わなくてはならないことがあるんですが、2013くらいまでの荒波はかわいいではなくどちらかと言うとかわいかったですね(は?)。今でもたまに2013の頃のインタビュー動画を見たりしますが、ほんともうかわいいからって調子乗ってんじゃねーぞという感じですからね。
荒波は現在33歳ですが、三つ子の魂百までと申します。まず間違いなく、荒波はかわいがられてここまで生きてきましたね。かわいいと言われて育った人間ですよ。33歳の男があんな絵文字や顔文字を駆使し、マスコットと戯れるためには、そもそもの抜本的なところに「自分はかわいいのだ」という自負がなければなりません。親の責任です。
そしてもっと大きいのが彼に対する「否定」がなかったのであろう事です。他人にどんなにかわいいと言われようと、好きな女の一人に「キモい」と言われればその時点で絵文字も顔文字も卒業したのではないでしょうか?言われてもなお「でも俺は背筋伸ばして前向いて生きるだけだけどな」と言っていた可能性も荒波なので否定できませんが、基本的にはそういう思い出があればやめると思います。それをやめなかったのだから、荒波が好きな人は荒波を否定をしなかったのです。
ただここで考えられるのは、荒波を否定する人を荒波が好きでいるか、という問題なのですが、仮にそうだとすると荒波は常に好きな人に肯定されていることになり、そうなると戦力外後も平気で練習場を使うようなメンタルおばけが生まれちゃうんですよね。
しかし荒波研究の難しいところは、平気で練習場を使うという行為が、メンタルが強いから耐えられたのか、マジでその辺まったく考えてなくて、使えるんだから使うかという判断で特にメンタルに無関係な思考だったのかが読めないところです。一つの説が出るとそれに反する説が出てきてしまうのが荒波研究界を煩雑にしていますね。
最近の私としては、荒波翔くんは本当にただ明るいやつなんじゃないかな?というシンプルな説に回帰していますね。そして、私自身が明るくないということが荒波をわからなくさせているのだと考えています。ただただ明るくて前向きという人がいるのだという現実を受け止めていくべきなのです。
人は、特にインターネッツに書き込んでいるようなオタクは、暗い部分こそ人の本質と捉えがちなのですが、荒波翔くんのような、冷静に考えて特に闇ができる要素がない人というのもいるし、それもまた本質なのです。「嫌なことがあった…クッソ!インターネットで文句書こ!」となる人もいれば、「嫌なことがあった…クッソ!でもよく考えたら俺モテるしどうでもええか……」となる人もいる。これが現実なのです。

話を荒波がかわいいという話に戻しますが、いやもうかわいいよな……そのかわいさって女で例えると何になるの?と聞かれれば、それは黒ギャルでしょう。ラミレスの後頭部を黒ギャルの尻と見る向きがあったのは記憶に新しいですが、それはともかく荒波翔くんは女に生まれたらとりあえず黒ギャルになっていたと思います。高校まではそれで通して大学からは清楚系に切り替えていきます。それは清楚系の方がモテると気づいたからではなく、大学生になったしイメチェンしよ!というだけです。荒波翔くんは多分そのままでも普通にモテるのでそんなにモテるための努力はしないと思います。

話は逸れますが、今の世の中って陽キャ陰キャとかいうカテゴリーが作られてるじゃないですか。いや、世の中そんなに単純じゃないのよ。人は誰しも陽もあれば陰もある……人間だもの……という話はさておき、荒波をその二種類のどちらに分類するかといえば、それは陽になってしまいますよね。
でも本人に聞いたら案外「プライベートでは暗い」とかのたまう可能性もありますが、それは先述した人は誰しも陽もあれば陰もある論で封殺するとして、割と陽キャのど真ん中であると思っています。

しかし、思えば「陽キャ」とはなんなのか。一体何ができるのか。学生時代は女と付き合い仲間は明るく喧嘩なんかもしたことがある。そういうイメージでしょうか。
では荒波翔くんは陽キャとして何ができるのか。学生時代女と付き合っていたことだけは間違いないのですが、はたして明るく場を盛り上げたり率先して喧嘩することができたか。それはできないのです。
なぜできないのか?それは彼が陽キャのど真ん中であったからです。彼を囲うように盛り上げ担当、喧嘩担当などが配置されており、本人はボーッとしてても陽キャとして過ごせたのです。言わば陽サーの姫です。荒波翔くん自体はマジでなんもできない説を提唱しています。絶対幹事とかやらないタイプだと思いますね。周りに流されるまま、諾々と陽キャやってきたんですよ。この人は。

ところで、荒波に対して無愛想であるというイメージを持つ人は少なくないそうです。それはなぜかと言えば、やっぱり試合中全然笑わないからですね。あと顔の作り自体が口角が下がっていて愛想のない顔に見えますからね。
しかし、荒波が無愛想だという人は、まず荒波の人生から考えたことがあるのか。荒波の人生について、真剣に考えた後の結論であるのか。疑問符がつきますね。ちゃんと荒波に向き合ってほしい。そうすれば彼が無愛想では生きていけないことに気がつくはずです。
根拠として、まず最初に横浜高校に入学したということが挙げられます。
荒波が横浜高校を選んだ理由はたくさんあると思います。まず最初に、兄が通っていたということ、実家から比較的近いということ、根っからのシティボーイなので都会が良かったということなどが挙げられます(荒波翔くんの住んでいた瀬谷は横浜の足立区だろ、というお話はともかく)。
しかしあの横浜高校ですよ。やっぱり超有名校ですし、競争も激しかったと思います。それに上下関係も。そこで一年生からレギュラーだったという事実をもっと噛み締めてほしい。先輩からのあたりも強かったと思う。それをどう乗り切ったか……もちろん兄が直近の卒業生という強いカードもあったと思いますが、最後はもう愛嬌じゃないですかね。愛嬌で乗り切ったと思います。若干空気読めないところもあるので、あとはあれですね、先輩が優しかったんだと思います……でも愛嬌はあると思うから(急に根拠弱くなるやん)。

この前荒波の写真見てたけど、やっぱ荒波が一番かわいい……(号泣)という言葉で締めようと思います。泣けばOKというものでもないが。


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