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星の王子さまミュージアムでジンに思いを馳せて泣いちゃった……

タイトルで完結させるのやめろ。そういうわけで、それ以上でもそれ以下でもない話なのだが、先日星の王子さまミュージアムに行ってきた。

星の王子さまミュージアムは箱根にある。私は茅ヶ崎に住んでいるので(威風堂々とした住所公開)、一時間もあれば行けるということに気づいたのはマクドナルドの中だった。朝マックのエッグマフィンは「うまくもまずくもない」という感じの味がした。

その時、この動画を見ていた。

いや動画じゃないが〜〜〜〜???と思われるかもしれないが、私は動画を見たんだよなあ……今確認したらなんか消えてました。もしかしたら公式じゃなかったのか。とにかく朝からこれのライブ映像見て、声がめちゃくちゃよく出ているジンを見たら、私も朝マック食ってる場合じゃないという気がしたので、箱根へと出かけた次第だ。

関係ないけどマックのWiFiって全く役に立たんよな。TwitterもYouTubeも見れないんだけど、あいつ何ができるの?

それはさておき、急に決意したので、スマホの充電はないし傘も持ってないのに雨は降るしクソ寒いのに半袖だし、という豪華な布陣でした。事前準備はしようと思った。それは小学生くらいで学ぶことだろ。

 撮影ができる庭はこんな感じでした。英国庭園風だなァ……と思ってしまうのだが、星の王子さまはフランス人が書いているので、おそらくフランス庭園を意識しているのではないだろうか。
こうして欧州文化を考えてみると、確かに欧州から見て中国韓国日本文化の差ってわからんだろうなと思う。私もイギリスとフランスの差がわからんし。

(今軽く調べたのだが、フランス庭園というのは平地に幾何学的に造りこんだ草木を並べた庭園だそうで、なるほど言われてみると、星の王子さまミュージアムにも幾何学的に刈り込んだ低木があった。しかし、狭い日本の庭には向いてない造りだな、とも思った。
高低を使って自然に見せるらしい英国庭園の方が日本の国土にも気質にも合っている気がするので、英国庭園の方が日本では有名なんだろう)

ハングルの星の王子様。ジンも読んだんだろうなあ。
タイトルは直訳では「小さな王子様」となっている。フランスの原題がle petit princeであることを考えると、こちらの方が原題に忠実ではある。
でも私は日本の「星の王子さま」ってタイトルが好き。

ところで、星の王子さまのネタバレをしていいだろうか。
星の王子さまは大切にしていた一本のバラが、ある星には何千も咲いているということに気づいてしまう。大切に思っていたのに、こんなにたくさんあるうちの1つでしかなかった。ガッカリする王子さまは、キツネと出会い、その一本のバラには他のバラにはない絆と責任があることに気がつく──

子供の頃は「そうですか……」と思っていたくだりであったが、大人になるとすげえ泣けますね。ドイツ人がヴェニスで死んでた頃フランス人はバラを見つけてたのかよ。一部を拡大解釈するな。

私も数あるアイドルの中からジンというバラを見つけてますからね。「「「絆」」」が生まれちゃったんだよなあ。一方的に。

そして最後に王子様は蛇に噛まれて消えるじゃないですか。ジンーーーー!!!!と思いましたね。ジンじゃないが。アイドルの最後ってのは蛇に噛まれて消えるように美しく終われるものなんだろうか。そんな事考えてたら泣いちゃった……(情緒不安定)

それはさておき、近かったのでポーラ美術館にも行ってみた。

美術館といえばRMだ。

直近でも美術館についてのツイートをしているナムジュン。私も美術館行けばナムジュンのように頭良くなるか?と思った。この思考の時点でそこそこ頭悪い感は否めんが。

うーん、なるほどね。私はホーンの言いたいことわかるなあ。なるほどね。ほんとわかる。マジで。

真面目に書くと、いや、芸術じゃなくて文学とか哲学の類じゃんな?と思った。ものすごく「問いかけ」が多く、思考に沈むことでホーンの言うところの「水」に触れることができるのだろうか?と思った。思ったけど、まあ私は小島よしおで笑うくらいの人間だしな。

あっ!モネだ!これはさすがにわかる。ありがとうございます!ようやくわかるターンになった。
ちなみにこれは同じ絵を三回撮っている(撮影は許可されている)。同じ絵でも距離感でかなり違って見えてすごいですね。
同じ絵を三回撮ったのは、モネの代表的なモチーフと言える睡蓮の絵がこれしかなかったからですね。うん。

この展示を見て、あ、わたし黒田清輝と藤田嗣治を混同してたなって気づいた。黒田清輝こんな絵だったっけ……と思ったら他のところに藤田嗣治の展示があって、別人だと気づけました。よかったね。
この裸婦のくだりは、芸術と言えば芸術なんだろうけど、エロいおっさんと言えばエロいおっさんだよなあ……と思った。私も裸婦像を確立したいわ。

そして美術館でロブスターのクラブハウスサンドを紅茶で流しながら、星の王子さまミュージアムで買ったサン=テグジュペリの「夜間飛行」を読んだ。この瞬間の私の知的さはマジで知的だったと思う(IQ10くらいの文章)。ちなみに夜間飛行は10ページくらいしか読んでないです。草。

まあそんな感じで、私も少しは感性がナムジンに近づいたかな!?と思うような箱根でした。箱根はいいとこなので落ち着いたらぜひ行ってみてくださいね。

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