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まだsugar rush rideにギリギリ飽きてない

毎日「そろそろ飽きてくれ……!」と思いながらMVを見ている。

なんか不思議と飽きがこない。なんならまだ新しい発見がある。

この前「ヨンジュンの謎の液体持ってるシーンがヤバい」みたいな話を聞いて、そんなシーンないだろと思って見返したらそんなシーンあってびっくりしました。

まあでもこれは別にヤバくはないと思いますね。根拠ないけど、多分そんなにヤバくないと思います。そもそもこれがヤバいと感じられるのはこちらの感性の問題でもあります。

たとえばこの時のヨンジュンがくまのプーさんなら、「早くハチミツたべたいな〜」のシーンでしかないですし。

ヨンジュンはくまのプーさんじゃないですよ。という正論はこの際無視して、これは早くハチミツたべたいな〜のシーンとした方が収まりが良いかと思われます。大人になると多少は目を瞑らなくてはいけないことがありますからね。

そして改めてカンテヒョンくんはこのMVで何をしているか。

最初はヨンジュンとめっちゃ楽しそうにしてますよね。ていうか改めてこの服なに?ギリギリすぎる。往年のKATーTUNでもこんなにギリギリでいつも生きていない。
ていうかこれギリギリアウトでは?私が相手チームの監督ならカメラ判定求めてるが?

そこから何かを見つけたような、思案するようなシーン。

この時点ではまだウキウキですね。1人だけジャンプとかしてて本当に元気なのかわいい。生命力に溢れている。

でも急になにかに気づいたように1人で逃げ出すんですよね。このシーンシュールだ。

んで、このシーンが挟まれるんですけど、これは文学表現の映像化と言えるでしょう。
なんらかの理由で直接描写ができないことを婉曲に語る文学表現をそのまま映像にしたということでね。
なんらかの理由ってのは、なんらかの理由としか言えないんですけれども。君はTwitterに書いていることを親に言えるのか。そういう事じゃないですか。何がだよ。

歌詞にも書いてありますけどここでシュガラッシャなんですよね。シュガラッシャというのは糖分とりすぎてハイになってる状態のことを言うそうです。
いわゆるドカ食い気絶部(糖分じゃなくて糖質ですが)みたいなやつがそうなんじゃないかと思います。トゥバとドカ食い気絶部を同じ土俵に立たせるな。

今回のアルバムのタイトルはテンプテーション(誘惑)。カンテヒョンくんは猛ダッシュで誘惑に打ち勝とうとしたのに結局負けてしまったということが示唆されていますね。

カンテヒョンくんの役どころ、めちゃくちゃ人間っぽいものですね。ストイックで誘惑を嫌うのにそれでも引きずられてしまうっていう。

物理的にも引きずられているのわかりやすいですね。この辺ほぼ村上春樹の世界観と言える。

あ〜そうですよね。急にひとりで納得するなって話なんですけど、ここでいわゆる浮遊感がもうそのまま表現されていますね。文学表現です。

ちなみにカンテヒョンくんは自分はやらなきゃならないことはやるタイプと言っているので基本的に誘惑に打ち勝っているストイックな人ですが、そういう人ほどドカ食い気絶させたいみたいなクリエイター側の思想ありそうですよね。クリエイターなんて変態しかいないんだから。

まあそういうわけでいろいろあって最終的に5人合流して島を出ていこうとするのですが、その時先頭に立ってるのがカンテヒョンくんです。

誘惑に負けてたくせに、ハイそれはそれとして!って感じでずんずん前に行くのカワイー!

最後はまだ島に未練がありそうなヒュニンカイのカットで終了。このそれはそれとして!!というカンテヒョンと、まだ割り切れないヒュニンカイの対比いいですよね。マンネズ尊い…………

これは5人全員追っていくと多分面白いんですが、私にそこまでのガッツがないので誰か四人の動きもまとめてくれないかな〜って思ってます。
なんにせよこのsugar rush ride、音楽としてもMVとしてもめちゃくちゃ凝ってるし飽きがこないですね。

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