ジンの愛嬌、伝統芸能の域に達していた
そう言われているらしい。どこでかというと、私の脳内でなのだが。
改めてこれを見てほしい。冷静に考えて、これを28歳男性(178センチ)がやるだろうか。日本でやるとしたらももちか寺田心しか考えられないであろう。ももちが引退した今、寺田心しかいないと言える。
それをBTSのジンがやるということにもっと価値を見出したい。
ダイナマイトでも当たり前のように愛嬌担当であったが、よく考えたらなぜ長男がそこの担当なのか?ということに誰も疑問を抱かない。そこに山があるから登るように、かわいいから愛嬌担当なのだ。
ダイナマイトの前のMVがあった曲はブラックスワンである(正確にはエターナルが入るようだがアニメーションだったので)。
その時のジンはこの通りである。そして来るダイナマイト。振れ幅がデカすぎる。
どんな振り幅なんだ。
振り幅が仕事と言えるアメリカンクラッカーさんも仕事奪われたと言わんばかりにカチカチいってますわ。しかし、いらすとやってなんでもあるんだなあ……
私はもはやジンの愛嬌を見ると「よっ!」などと声をかけたくなる。これは歌舞伎においてかける声と同じである。この堂に入った愛嬌。ほとんど夢芝居である。
関係ないが、この記事を書くにあたって梅沢富美男のことを調べたのだが、梅沢富美男は歌舞伎役者ではなかった。知らなかった。ひとつ賢くなってしまった。
梅沢富美男は歌舞伎役者ではなかったが、ジンの見せる愛嬌は「夢芝居」と言っていいのではないだろうか。稽古不足を幕は待たない。ジンの愛嬌はいつでも初舞台なのである。オチが無理矢理すぎる。まあnoteもいつでも初舞台ってことで。
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