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骨折生活…

骨折から12日間経ちました…。その間どうだったかというと、シーネ固定と松葉杖で心折れそうになったのは前の記事で書いた通りで…。これが1週間後の再診時にはギプス固定と言われていたので、まぁなんともダークなゴールデンウィークを過ごしました。

シーネ固定のため、お風呂は不便だし、3日も経てば脚から何となく香ばしい香りがするし、何気に痒いし…。これがまずシーネ固定によるツラさ。

そして松葉杖でないと移動できないということは、両手に何も持てないということ。そして主婦の大抵の家事は、「何かしら持って移動する」のが大原則だってこと。洗濯物を干すにもまず干す場所に持っていかないといけない、食事つくれたとしても、テーブルまで運ばなきゃいけない、掃除機かけるにしても片手は掃除機持ちながらでないとかけない、不便極まりないわけですよ。

GWだから、家族も家にいるし、お願いすれば喜んでやってくれる…はずない。まぁ、やってくれないことはないが、洗濯物を干すときはバランスなんて考慮するわけもないから、微妙に乾いてない服もあったり、食事も夫がカレーを作ってくれた日もあったが、結局はお弁当、スーパーのお惣菜、インスタントラーメンのどれかになりました。掃除機???かけるはずもなく…、「埃で人は死なないわよ」という義母の有難き言葉にすがって生きていました。

ただ、意外だったのは。家事が嫌いな私でも、やはり結婚してからはそれなりに主婦業を十数年やってきただけあって、自分が我慢ならなかったんですね。特に今、まだ1歳そこらのやんちゃ盛りな犬がいるもんだから、ちゃんと掃除機かけないと、家の中が犬の毛とか、犬がぬいぐるみ噛みちぎって中から溢れ出た綿とかでまぁ散らかるんですわ。

両手塞がれたら、人間こうも無能になるのかぁ、だから猿から人間になり得たのは、手先が器用な猿から進化して人間が人間たる所以なんだなとはしみじみ思う。動物と違うところは、人間は二足歩行で両手が使えるから、そして人間が猿と違うのは「考える」頭脳が発達してるからだと、私は猿ではないんだと証明する(誰に?)ために考えたのがこれ。


IKEAのロースフルト

これ、IKEAのロースフルト。多分お持ちの方も多いかと。我が家では玄関に置いて、犬の散歩用具やら足拭きシートやらを置いてました。これを空っぽにして、カート代わりにしようと。これをCAの機内販売ワゴンのごとく使うのだけど、違うのはお上品に手で押しながら「免税品いかが?」と笑顔振りまくのでは無く、シーネ固定してる左足で蹴りながら、えっちらおっちら洗濯物なり、食事なりを搬送するなである。実に実用的。本当はもうちょっと大きいサイズのロースコグの方が載積量は多いのだけど、か弱い左足に負担かけてもしょうがないし、小さい方が小回りきくので、こちらで対応中。


洗い終わった洗濯物をカゴに入れてこの上に置いたり、畳んだ洗濯物を部屋に持っていく時はこのようにして運ぶ。松葉杖つきながらも、シーネ固定の左足で蹴れば、「持ち運べる」ならぬ「蹴り運べる」そもそもケガしている左足に、蹴る際の負荷もあまりかけられないので、このくらいがちょうどいい。

もちろん、よゐこは真似しないでください。これは積年の修行をしないとできません(嘘)
こんな日々を1週間ぐらい過ごしました。人間、追い詰められると良いアイデア湧くもんですな。

スマホなんかもストラップで首から下げていたけど、ブラブラして今にも液晶をどこかにぶつけそうで、そしたら泣きっ面に蜂ならぬ、液晶画面にヒビ入りそうなので、サコッシュに入れることに。なぜサコッシュを随時身につけるようになったかというと、コロナ禍の間についたクセなのか、私は結構ちゃんと手を洗うんだなと。例えば在宅勤務でデスクで仕事しながらお茶飲んだり、お菓子食べてたりすると結構手を洗いたくなる。犬と少し遊んで手を舐められたり、あちこち触ってると結構手を洗いたくなる。後、シーネ固定していると脚が蒸れてしまい、痒くなるんですよね、そんな時には包帯の隙間から、アルコール入りの除菌シートで拭き拭きすると大分痒みも和らいでスッキリするんです。除菌シートがあると便利だけど、デスクに置いてたり、部屋にあったり、テーブルにあったりとあちこちに置いてもいいんだけど、持ち歩くと便利だなってことで、家の中でも小さいサコッシュに除菌シートとスマホを入れて持ち歩くようにしました。

とまぁ、こんな感じでGWはダークに過ごしましたとさ。

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