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雨が降る前に山に登らなくちゃ

曇り空、午後から雨。朝7:00母に起こされた。
山登りに行くのだ。
私の周りの大人はやたらと私を山に登らせる。私のこと体力がないニートだと思っているんだ!

私は筋肉もりもりマンだし、片手で2人くらい子供を抱き抱えられるし、バスケットボールみたいに指で子供をくるくると回すこともできるんだ。しかも両手でね!
でも筋肉もりもりマンは周りに筋肉もりもりマンであることを悟られてはいけないので、さも体力のないニートのふりをしてあげている。あまり舐めるなよ。ふん!

筋肉もりもりニートは、眠い目をこすりながら山に来た。前に登った山より、すこし人が少ないみたい。曇り空だったけど、空気の冷たさが空気を美味しくさせてくれてる感じで良かった。

山に登るとすれ違う人みんな「おはようございます!」と元気よく挨拶してくれるので友達が増えたみたいで嬉しい。
だんだん、向こうから人が来ていると分かった時点で「おはようございます!」の言葉と笑顔の準備を始めるようになった。
向こうから杖を2本使いながらでっかいリュックを背負っているおじいちゃんが来た。挨拶チャンスだ!キラキラキュートなプリキュアスマイルを準備。いざ!

     「おはようございます!!」

                    「ちゃーす…」

その風貌ならちゃんと挨拶しろ!!とは言わず、心の中でそっと筋肉痛が3日くらい長引きますように…と願った。偉い☆

山の途中でこんな木があった。

ボロボロノキ科 ボロボロノキ

そんなにボロボロって言わなくてもいいじゃんね。こんな首飾りをぶら下げられても凛と立っているこいつのメンタルを見習いたい。
もし私が今、突然現れたメデューサに睨まれたとして、私が石像になってしまったら、
   「ボロボロノヒト科 ボロボロノヒト」
と首飾りをかけられてしまうかもしれない。まずい。キラキラノヒト科キラキラノヒトがいいな。せめてボロボロノヒト科キラキラノヒトになれるように頑張ろっと☆

山頂に着く直前でおばさま2人に抜かされて、1番いいベンチをとられてしまった。さいあく!後ろのベンチから思いっきり睨んでやった。
多分筋肉痛が1週間くらいは続くな。へへっ。

山頂の近くに売店があったのでアイスを食べた。猫がいた。2匹。私もここで飼ってくれないかな〜。

山登り終わって、太ももと背中が早速筋肉痛になってしまった。寝てるネコちゃん起こしちゃったからネコちゃんに睨まれてたのかも!さいあく!

にゃんにゃごねこちゃん

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