ユスリカ(カスミ虫、ビワコ虫)
【生態】
霞ヶ浦では4~6月、9月~11月に多く飛び回る
「刺さない蚊」です
近年、富栄養湖となった霞ケ浦や琵琶湖の浅い場所で公害レベルの大発生をしています
幼虫は「アカムシ」(観賞魚のエサでおなじみ)
湖沼や川の底から春以降に数日だけ羽化し交尾、日中は岸の草むらなどにやどっています
小魚のえさとなり、それを追うブラックバスやアメリカナマズも集まるので、発生状況は釣りポイントの目安になります
浄水効果も持っています
【害】
白色の光を好んで群がり非常に不快です
家への侵入や大量の死骸が発生します
車で走行していると車体にバシバシ当たり、汚れがひどいです
(バイクで走るときはマスク+ゴーグルが欲しいです)
また成体/死骸を吸いすぎると喘息を引き起こすため注意が必要です
【釣りでの対策】
光への群がり方は白系≫赤系なので、
赤色のLEDライトがあると釣りがしやすくなります
LEDヘッドライトを使わず明るいLEDランタンなどに誘導するのも良い手です
私は
・紺の長袖長ズボン+虫よけスプレー(虫よけの基本)
・農作業用虫よけ帽子(超オススメ)
を使ってしのいでいますが・・・それでもなかなかハードです
【まとめ】
水中の魚たちのエサであり、水質浄化作用もある益虫でもあるユスリカ
大量発生して不快ですが、数日だけのはかない陸上生活・・・
上手く折り合いをつけて付き合っていきましょう
花釣風月を楽しむ
酢だこさん次郎
【参考】
琵琶湖のユスリカ対策
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