それでも過去の上に、いまがある

さんざん今が大切という話をしたが、
それでも出会った人や、取り巻く環境、生まれた場所、
たくさんの過去からいまの自分ができていて成り立っているのは変えられない事実。

いま、いろんな感情を経験して、苦しい思いも、これ以上ない幸せも感じたいま、
一周回って、やっぱり全部の自分を愛してあげようよ。
って私はひとに言ってあげられる。
悔やむ必要も、憎む必要もない。
ただ、いま(過去も全て経験した)の自分を受け入れられる
心の広さを、空間を作る努力をすればいいだけだと。

ある種、諦めと妥協なのかもしれない
これが「大人になる」ということの一つなのかもしれない
でもそれが悪いことだって誰が言った?
自分を愛していく手段なら、大いにするべきだと思う

誰に何を言われようが、
一番大切なのは「いま」の自分がどうであるか
ということ

そこで、冴えない思い出は清算されるし
そこから未来がはじまる。
地に足をつけるべきは、いまであり
100%の馬力で生きるべきで、
その先は、自ずとついてくるものであり
不安に思う必要はない。

過去を振り返ってもいい、
ちょっと懐かしんでもいい
でも少し、なんとなく、霞むくらいに見つめるのがちょうどいい。


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