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【ウイポ9 2022】シンザン後継って何がいいんだよ

ウイポの備忘録です。

当記事の意味

シンザンと言えば言わずもがな三冠馬であり、ウイポ9 2022の76年スタートでは序盤に史実産駒の駆使で確立できるSP系であり、後の世では全身零細血統になるため使いやすい種牡馬です。牝系にその血を入れるにせよ牡馬で血を繋いでいくにせよ、いずれもプレイの最序盤に行うことになりますから、この血の扱い方について前もって考察しておくことで、行動方針も迅速に決まるというものです。同じくらいの年代から始められるウイポ10の予習と取ることもできます。

種牡馬シンザンのメリット

まずシンザンを使うメリットについて振り返っていきましょう。

1.確立すると零細SP系になる

確立すると母系からSP系を引き継ぎます。父系セントサイモン系は衰退していく血ですから、シンザンを確立して父系を繋いでいくだけでSP系を一本確保できます。

2.史実産駒で確立可能なため確立が容易

シンザンは史実産駒がかなり収録されており、これらをお守りで購入して運用するだけで大体確立可能です。最序盤で確立のための生産は当てにならないため、これは最序盤の種牡馬としては大きなメリットです。グレートタイタンやミナガワマンナ、キャプテンナムラは一線級で戦え、アサヒテイオーなどもG2を中心に回すことで高額種牡馬入りが期待できます。

3.能力が高いため産駒の能力が高い

シンザンは三冠馬であるため、自家生産した際の能力が高くなりがちです。特に76年からシンボリルドルフがターフを去るくらいまでの日本競馬は芝質一致のスピードC程度でも一線級を張れるレベルですから、まだ牝馬の質がよくない段階でもG1に届く馬の生産が期待できます。

シンザン後継問題

将来的に断絶してしまう系譜なので当然ですが、史実産駒がいる史実種牡馬が全然いません。史実産駒があと一代続くミホシンザンはST化しますので、許容できるならいいですが、SP箱庭の場合はそうはいきません。よって架空馬を後継種牡馬に据えることが多くなるのですが、ここでも問題があります。

その架空産駒、ホントにSP系継ぐ?

系統確立時、系統特性を父系から受け継ぐか、母系から引き継ぐかは馬番号というマスクデータで決定されます。この番号は生誕時から変わる事がないため、例えば父シンザン母父フォルティノのような、母方がSP系以外の馬を後継として確立した時に母方を継いでしまう可能性がある訳です。こうした馬を後継に据え、確立を狙う場合は事前に確認しましょう。5月1週にシンザン後継を種付けし続け、確立したら系統特性を確認してリセットするだけです。面倒ですよね。

その点両親SP系なら安心!

その点タイトル画のように母方もSP系であれば、両親のどちらから継いでもSP系になります。ただこの方法を取る場合、国内の繁殖牝馬を利用する必要があり、選択肢は狭まる印象を受けます。テスコボーイ系の牝馬は数が多いですが、ミスターシービー等を立てたいなら避けたほうがいいでしょう。ルーラーミストレルやマッチレスネイティブといったアメリカ系の牝馬は国内のバッティングは起こりませんが、頭数が少ないことと、不意にダート産駒が生まれることがあるため路線に悩むことになるかもしれません。欧州からサーゲイロード系やニジンスキー系の牝馬を持ってくれば、芝の応用範囲も広がっていいかもしれませんが、輸入までに時間がかかります。

とはいえ母方が無系よりはマシなので、シンザン系をSP系として扱いたい場合はやはりSP系牝馬を初期になるべく用意することを心掛けた方がいいですね。

では今日はこの辺で。


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