おいてきぼりが怖かった②

カウンセラーさんは、私が経済的自立や精神的自立をとにかく進めようとしていることに、違和感を感じたのでしょう。
対人恐怖まで出ているのに、仕事を必死に続けようとしてるのですから。

私に質問しました。

「それをしないとどうなるの?」

私「それをしないと…時間勿体ない。」
「止まってしまう」

「止まってしまうとどう感じるの?」

「置いてかれたような気持ちになる」
「自分の人生を無駄に時間を過ごしてしまう」

私は嫌な感覚がしました。

「過去に置いてきぼりにされたことがあるの?」

私は専門 学校の時の記憶を思い出しました。
仲の良い三人グループだったのに、
私だけ波長が合わなくなっていきました。

仲が良かった頃に戻りたいのに、
うまくいかない。

就職もできず、社会にも中途半端に出ることになってしまい、泣きながら会社に行き、鬱になり半年引きこもる。

皆が楽しそうに人生を 進んで行くのに、私は部屋で一人泣いているだけ。

そして、4年前も同じように社会不安になり、
一年半以上引きこもり。

あの時間は無駄ではなかったのかもしれないけれど、苦しくて家族も私を救おうとはしてくれなくて治るのかも解らなくて、
ただただ時間が過ぎていくのが怖かった。

あの時の惨めさを思い出したら、
過呼吸のようになり初めた。

苦しくてたまらない。
もうあんな思いはしたくない。
だから、せめて自分の為に状況を変えたい。
なんとしてでも、変えたい…。

私が行動する理由はそこにあった。

「おいてきぼりが怖い」

別の世界を作っていく彼も。
結婚していく友人も。

今思えば怖くてパニックになった。

カウンセラーは私が幼少期家族からおいてきぼりにされるような感覚を味わされていて

それが起きそうになるとパニックになり

実際自分がおいてきぼりにされるような感覚を作っていると分析してくれた。

そっとしておこう

とされることが私には恐怖だった。
なぜなら、自分一人でこのよく解らないギャーッとなる感情を自分でなんとかしなくてはならないから。
誰も手を差しのべてくれない。
私に交わらない。

優しさだって解る…でも…本当は…大丈夫。側にいるよ。何があっても。側にいるよって。

言ってもらいたかっただけなのかもしれない。

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