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人を見極めるということ

これは私の主観である

最近こんな言葉を目にした
「世の中には自己PRが苦手な人を馬鹿にしたり、低く見る傾向がある」
「だから多くの人は、自己PRをする人をすごいと感じ、力があると感じる」
「しかし、本当に実力があるかどうかは自己PRが得意かどうかと関係ない」

なぜその言葉をキャッチしたのか不思議であるが、
私も思うところがある

人は「派手」なことに惹かれるなと感じる
解りやすいのは「ブランド品」とか「派手な発言」とか

私も中学や高校生の時、派手な事してるヤンキーに憧れたり
20歳過ぎた時に「ゴシック系」の服を堂々と着てる人達に憧れたり
そういうことをしていた人間だから、気持ちは解るんだ

ちょっと話は反れたのだけど、私は今のウェディングの仕事で新人に研修をする担当を任されている
また、俳優の卵たちの講師をさせて頂いている

長くこのポジションをやっていると
仕事に対して真摯に向き合える人とそうでもない人の見わけがつくようになってくる

そして、長く太く結果を出し続けている人というのは、消して派手ではない
仕事ぶりが丁寧で自己主張をしてこない
でもどうしたらもっと良くなるのかということを考えてる、向上心の炎がメラメラと心の中に生まれている人なのだ

そして嘘が無くて誠実、でも自分を良く見せようともしない
その地に足がついている感じが信頼に繋がる
そこから漂う穏やかさもまた魅力的に感じるポイントかもしれない

私も女優業をしていると、綺麗で可愛い写真を有名カメラマンに撮られてあげている女優さん
「○○監督の作品に出演しました」
なんてインスタに上がっているのを見ると、焦る気持ちになったりすることがある
私達の業界は目立ってなんぼなところがあるから

でも私の持論なのか、もはや私の作っている世界なのもしれないけど、
「派手に自分をPRしている人はいつの間にか消える」
「鋭い言葉や高級ブランドをちらつかせてる人は信用されない」
って感じかな~~

私は服飾学生の時に海外ブランドのファッションショーの裏方に入って、いろいろなお洋服を触らせて頂いたんだけど、
Vuittonのカットソー(肌着)めちゃくちゃ着心地いいからね!(笑)
あれが一番Vuittonの中で素晴らしい衣服なんじゃないかと思うくらい。
でも、きっとVuittonの肌着をインスタに上げる人はいないんだろうな

また、私の演技の先生が私達に言ってくれた言葉
私達俳優は人を導く人だから、
発する言葉一つで人を導いているんだって自覚を持って
そして情報をちゃんと見極めること

だから私はSNSで万が一誤解されるような文章は打たない
公共の場で言わなくていいことを言わない

それが私の成熟した付き合い方

自己PRってけして自分がしなければならないことは無いと思うの
周りの人が勝手にやってくれること、周りが自分の魅力を引き出してくれることもあるのだから
(引き出したいって思わされるのもまた才能)

本物の魅力が解る人は、貴方のことをちゃんと見つけてくれるからね
(頑張り屋さんの私へ)

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