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「ダメ」と言わない保育・・・実践するのは難しいが、いいことの方が多い

「ダメ」って強い言葉

現在4足のわらじ中のひとつシッターの仕事をしている。
以前に勤めていた保育園が「ダメ」と言わない保育をする保育園で、いいことだと思い、今も実践している。

「ダメ」って子育てをしていると絶対に言ってしまう言葉。
「ダメ」って言わないことなんて不可能かとその保育園で仕事するまでは思っていた。
「ダメ」って言わないってことは子どもの言うことをすべて受容することのように感じて、それは教育にならないんじゃないのと思ったりもした。

「ダメ」「やめなさい」は自分の都合(対子ども側に立っての言葉ではない)

と考えて、別の伝え方を考えるようになった。
「ダメ」や「やめなさい」はしてほしくないことをした時に言う言葉。
それは子どものために思ってのことも多くある。
将来、そういったことをしてほしくない、他の人から見た時に「親の顔が見てみたい」と言われるような気がする・・・などなどあると思う。

でも、子どもはそんなことを1ミリも考えてはいない。
いろいろと経験してみたいだけなのだ、と。

「ダメ」と言わないように意識することで変わること

「ダメ」と言わないようにすると別の言葉を考えるようになる。
なんとか伝えようとする。
「してほしくないな」や「こうした方がもっといいかも」等と別の観点を提示すると子どもたちは自分で考えて、別の方法を考えてくれる。

一番は子どもとのコミュニケーションが大切

とはいえ、ちゃんと聞いてくれるのは子どもとのコミュニケーションがちゃんと取れていることが前提である。
子どもが自分のことを信用してくれる、好きだと思ってくれることが絶対条件である。
親子関係ではそれは自然にできてくるが、仕事で保育園・シッターの仕事だとそうはいかない。

どうやってコミュニケーションをとればいいのか

正解の方法はないと言えるけど、自分が多くのシッターの仕事をしてる中で得たことは、子どもと同じレベルで子どもの言葉を聞くことかなと思う。
子どもの話をちゃんと聞いて、真剣に一緒に遊ぶ。

言葉を考えることで、感情的になることはない

「ダメ」「やめなさい」という強い言葉は少し感情的になっている時だと思う。
それを違う言葉にしようとすると感情的な言葉ではない言葉で伝えることができる。
それが私にとって一番いい経験になった。
どういう言い方をするのがいいのか、どう言うとしてほしくないことをやめてくれるのか、その時々で違ってくるしマニュアルにはできない。
また、「間」も必要だったりする。

感情に流されず考えることが大切

言葉を考える、人間にもらえたギフトだと思う。
感情に流されず、ちゃんと考える、子どもとの付き合いの中で考えてみてはいかがでしょうか?
きっと、後悔しない子どもとのかかわりができるのではないかと思う。

しかし、聖人君子にはなれないので、どこかで息抜きしたり、ストレス発散することも大切。

完璧ではない自分を好きになりましょう!!
子どもの成長は一瞬、子育てを楽しみましょう!!

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