見出し画像

【SNS漫画】PR案件を描く時に意識していること

昨日はご依頼を頂いたとある商品のPR漫画を描いていました。こちらの会社さんからお仕事を頂くのは2回目で、ありがたいことに前回よりも高単価でご依頼頂けて飛び跳ねて喜んでいました。

個人で仕事をしていると、上司がいないので、本音のフィードバックをもらえる機会がありません。納品時に「素敵な漫画ありがとうございます!」と言っていただいても正直なところそれが本当に良かったのかどうかは分かりません。

99%の方は「素敵な漫画ありがとうございます」と言ってくれるが、日本の建前文化ではそれが本音なのかは不明。

しかし、同じ会社からもう一度お仕事を頂けるということはきっと何かが高評価だったことは間違いないので、この機会に振り返ってみようと思います。

私は漫画の描き方を誰かに教わったことがないので、完全自己流です。これが正解かは全く分かりませんが今まで20本以上は描いてきたので、誰かの参考になれば幸いです。

まず私がPR漫画を描くときの手順としては

1.担当さんに注意事項や方針を確認
2.商品を試す
3.試してみて起こったことをそのまま描く
4.うまく書けないときは過去の他の人の投稿を見てアイデアをもらう
5.薬機法など表現のチェック
6.ラフを提出、修正あれば修正

こんな感じです。基本クライアントさん側から「こういう風に描いてくれ」と言われることは少なく、漫画の構成などすべてこちら側でアイデアを練ります。ですのでまず最初の注意事項のすり合わせが一番大事だと思っています。たまに何の注意項目もなく、「お願いします!」で投げられる時もあるのでそういう時はこちら側から「NG表現などはありますか?」と聞くようにしています。

そして、次に大切にしていることは「起こったことをそのまま描く」です。私は絵が上手じゃないし、プロの漫画家さんが書くような広告漫画は描けません。なので求められていることは「一般人の私のリアルな声」だと思っています。なので商品説明はほどほどに、実際私の生活の中でどういう風に役に立ったかという部分に焦点を当てて描いています。

また、クライアントさんによく思われることはもちろん大事ですが、普段漫画を読んでもらっているフォロワーさんに普段通り楽しんでもらうことも同じくらい大事だと思っていて、なるべく普段の日常漫画と同じ雰囲気で描くよう心がけています。具体的には、ギャグを入れたり、私のパーソナルな部分を多めに描いたりしています。

【例1】マットレスのPR。

商品の説明としては0点だが皆に笑ってほしい一心。

【例2】葉酸サプリのPR

限界昼飯で母ちゃんたちに共感してほしい。

あとは社会人として当たり前ですが、担当さんとやりとりをする中でメールの文章を丁寧に描くこと、メールの返信はなるべく早く返すことも気を付けています。細かいですが、InstagramのDMやLINEでのやり取りであっても、あまり絵文字は使わず真面目な文章で書くようにしています。

これは余談ですが、過去にLINEで広告代理店の方とやり取りすることがあって、その方は絵文字を多用したり、文章の中に「わっ!😳ありがとうございます🥹✨」と謎の「わっ!」を入れるような方でした。「この人大丈夫か?」とかなり不安に思っていたら案の定、本稿まで仕上げた漫画案件がポシャッてしまうというかなり苦い経験となったので、それ以降まともな文章が書けないクライアントさんは要注意だと思っています。(ある程度関係性のある人ならどんな文体でもいいけど、初回の「わっ!」は注意)

以上、私のPR案件で意識していることでした。SNS漫画を頑張っている誰かの参考になれば幸いです。

ではまた!See you soon!



もし、うちの商品の漫画を描いてほしい!と思ってくださる方がいましたらお気軽にお問い合わせください。下記InstagramのDM、またはメールアドレスからお待ちしております!

メールアドレス:

amechanenglish@gmail.com

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?