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ライブ 『2023/1/28(土) ヤナカフェ in 茅ヶ崎 “COME ON” リリース·パーティー/柳原陽一郎 @茅ヶ崎 Cの辺り』


[Cの辺り]

『柳原陽一郎 / Cの辺りライブ ヤナカフェ in 茅ヶ崎 “COME ON” リリース·パーティー』@茅ヶ崎 Cの辺りに行ってきました。

公演日時:2023/01/28(土) 14:30開場 15:00開演自由席 ¥4,500-[ソールドアウト]

[お店のすぐ前が海]

※茅ヶ崎会場にて当日2023/1/28(土)先行販売※オンラインストア yana shopにて翌日1/29(日)より発売※一般販売は4/1(土)リリース

『COME ON』
SDR-010 3,000円(税抜価格)
【収録曲】
1.少年Z
2.ガーベラをどうぞ
3.ロンサムジョージの独り言
4.となりのクルド人
5.I’M IN HEAVEN
6.文鳥
7.たましいさん
8.吾妻橋
9.モーレ!モーレ!モーレ!
10.BAD DAYS
11.地獄の素浪人
12.故郷のない男(くにのないおとこ) COME ON VERSION
【作品紹介】
「借りものじゃない希望の歌
明日はもっといい日になる」
初めてピアノトリオで録音に臨んだ
11枚目のアルバム。


多分、柳原陽一郎さんの歌を生で聴いたのは、
'20/11/18(水) 柳原陽一郎 30th Anniversary Live
『今日も元気だ、お唄がうまい』
@渋谷 duo MUSIC EXCHANGE
以来なので、2年2ヶ月ぶり。
(配信は いくつか観ました)


この日の柳原さんの服装は、
青と白のストライプのスカーフ、
大きな海老のイラストのTシャツ(配信でも話題に)、
モスグリーンのスラックス、
黒のジャケット、でした。(靴と靴下が見えず…)

[トークライブ]

(15:00~16:21)
前半は、渋谷 duo MUSIC EXCHANGE の2021年ヤナカフェでも司会をされたマスター
(サクライさん:櫻井 央さん)[2023/2/12追記]
と二人で、新アルバムを数秒だけ順に流しながらのトーク。

一曲ずつエビソードを柳原さんが語りましたが、配信の時間が限られているので、短めでした。
印象に残ったものは…

[アルバム“COME ON”歌詞カード]

『文鳥』
哀しい出来事が近所であったのがきっかけで、
その人が最後に見た映像が
“文鳥のお腹のカーブ”なのでは、
との想像での歌詞、との事。
[2023/2/12追記]
恐らく、2020/11/6の渋谷区幡ヶ谷のバス停にて、深夜 ホームレスの女性が殺された事件ではないかと思います。
(犯人は近所に住む男性「まさか死ぬとは思わなかった」と母親に伴われて自首し逮捕、
裁判前の保釈期間中の2022/4/8に飛び降り自殺)
映画にもなった事件なので 私も覚えていました。
何処からか最終バスが終わったバス停にやってきて、横になる事もままならない 狭いベンチで過ごし、始発バスが来る前に何処かへ立ち去って行く…
女性の境遇や不幸に やるせなさを感じると共に 胸が痛くなったのを思い出しました。
何故“文鳥のお腹のカーブ”が出てくるのか判りませんが、あの白さと 最期の女性の視界が重なったのかもしれません…

[アルバム“COME ON”歌詞カード]

『たましいさん』
スターになった人はオカシクなる、と柳原さんは感じていて、ビートルズのあのスターがモチーフらしい。
“いちご畑で”のフレーズがあるので、なんとなくビートルズとの関連は感じていましたが。
[2023/2/12追記]
配信で一度聴きましたが、タイトルから女性の事を歌っているのかと思っていました。
「明日は もっといい日になる」
と 歌い夢みてる 柳原さんの想いが詰った歌、
何か心に勇気を貰えます。

『柳原のエネルギーグラフ』が会場の人に一枚ずつ配布されていて、

[柳原のエネルギーグラフ]

・2020年11月 宮崎ライブ
・2021年5月 アルバム“GOOD DAYS”発売
・2021年12月 錦鯉 M1 優勝
が同じ位の高さ。

柳原さんが、3種類(少年Z/文鳥/吾妻橋)のオリジナルブレンドのコーヒーの試飲をする時間もありました。

(※この後 13分休憩)

(余談ですが、お店のスタッフに3回位席を後ろに移動させられて、飲み物を取りに行く時間も、トイレに行く時間も無くなってしまい、かなりブルーに…
リハーサルの時にライブにキーボードを使うのは判っていた筈なので、最初から席をもっと後ろに設置すればよかったのでは…
トイレも、お店のトイレは使用できず、暗くなってから、離れた所にある外の公衆トイレまで行くのはかなり怖いです…)

柳原陽一郎 ライブ (歌/キーボード)

[ 16:44~17:31 約47分 アンコール含む]
※新アルバム“COME ON”収録

  1. 航海日誌 [〜2001年“ウタノワ”]

  2. 真珠採りの詩(うた)[〜2010年“ DREAMER'S HIGH”]

  3. 木曜日は雨 (詞:さくらももこ 曲:来生たかお)[〜2017/11/8発売“One Week”]

  4. 月 (詞/曲:桑田佳祐)

  5. 吾妻橋 ※

  6. たましいさん ※

  7. 地獄の素浪人 ※
    (アンコール)

  8. 少年Z ※

『たましいさん』が 胸に沁みました。
『少年Z』は、やはりライブ向きの曲です。
『地獄の素浪人』格好良い曲です。
イベントでは珍しく、たま時代の曲がありませんでした。

この日の配信が、2/3(金)23:59まで販売されています。
お勧めです。

[2023/2/12追記 ※配信と販売は終了※]

[[アルバム“COME ON”チラシ]

[2023/2/12追記]
アンコールの前に柳原さんが 静かな声で
「自分ばかりが大変だったと思っていたけれど、皆も大変だったんだよね…
みんな よく生き抜いてきたね」
と言った時、
胸が詰まって 涙が溢れそうになり 顔を上げられませんでした。
とても迷ったけれど、ライブに来て良かった と心から思いました。

[アルバム“COME ON”裏ジャケット]

いつものアルバムは、何度もライブで聴いて、
少しずつ形や歌詞が変わる過程を、共に体験していくのですが、
今回のアルバムは 配信やyoutubeで聴いた曲以外は 全く初めて聴く曲ばかりで、受け入れる事が出来るか心配でしたが、無用の心配でした。

歌う人の顔を見ながら、声を聴き、演奏の指使いを眼で追い、呼吸を感じながらのライブは、
やはり、自分が生きている事を実感する 貴重な幸せな時間でした。

帰りの海も 綺麗でしたが

1時間に1本のバスが行った後で、茅ヶ崎駅までの25分は、キツかった…
(やはりライブ会場は、トイレがある、駅に近い場所がいいな…)

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