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『April Rain 』〜ペニーアーケードの年 / b-flower

古い街並を抜けて 君の窓へ
白い花束をのせ 坂道をとばしてく

〜1991発売 1stアルバム
“ペニーアーケードの年” ラスト12曲目

[ チャプター 37:37  April Rain]

[“ペニーアーケードの年”歌詞カード]
(31年の月日が経ち かなり紙焼けしてます…)

初めてこの曲を聴いた時に、
まるで少女漫画の1ページの様に、
想いの籠もった情景が、
鮮やかに眼の前に浮かび上がりました。

時をすべるような 風に吹かれながら
君はベランダで 空を見上げている頃
眠れない夜 いくつもかぞえたけど
2度目の Birthday そして今年も
雨が 雨が


ラストのこの曲が聴きたくて、アルバムを何度も聴き返したのを思い出します。
隠れた名曲のひとつです。

[アルバム“ペニーアーケードの年”]

あまり個人的な想い出は歌詞に入れない、
と公言している八野英史さんですが、
この曲の歌詞は、大学生の頃に京都に下宿していた頃の想い出が盛り込まれていると、
ブログやツイキャス等で告白されていました。

[“ペニーアーケードの年” ウィキペディアより]

この流れの曲として
『動物園へ行こうよ』


『星狩りの夜』


『夏の日の葉脈』


『海に住みたい』


『永遠の59秒目』

(アルバム“b-flower”バージョン)

(シングル“時空のバタフライ”カップリング収録の another version)

…等が挙げられるのでは、と思います。

『April Rain』は、大好きな曲の一つですが、
ベストアルバムには入っていないし、
過去のバンドでのライブでも、
あまり演奏されていない気がします。

バンドでの演奏も勿論ですが、
八野さんの弾き語りにもぴったりの曲だと思うので、新たな音源を心待ちしています。

4月の曲といえば、b-flowerには、
2015/2/24に配信で発売された『四月の恋』
という曲もあります。

何故か この曲は2020年発売の最新アルバム
『何もかもが駄目になってしまうまで』
には入っていません。
冬眠した後の八野さんの描く恋の歌は、
温かさや優しさが増した様に感じました。

↑発売当時の旧ブログには歌詞も載っています。

これも、いつかバンドライブや八野さんの弾き語りで聴きたいな。

明日から 騒がしい5月です…


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