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覇王戴冠~OVERLORD~とかいうスルメ曲について【前編】

※真格闘王への道に関する考察は、マホロアを救えなかったバッドエンド説に基づいているのであくまで考察の域であることを留意していただきたい。


覇王戴冠~OVERLORD~は、ゲーム「星のカービィ スターアライズ」にて初めて収録された曲の名称。スタアラほんへ終了後に登場するモード「星の○○○○」で「マホロア」を選んだ際に当モードのラスボス戦で流れ、星のカービィwiiで聴くことが出来る様々なBGMをメドレー形式でリミックスした楽曲となっている。“スカイタワー” “無限のチカラ”などの終盤にかけての曲や“CROWNED”などのカービィwiiのラスボス(というかマホロア)に関係する曲をミックスした曲調をしている。つまりめちゃめちゃいい曲
そんな覇王戴冠~OVERLORD~だが、今年2月24日に発売された「星のカービィwii
デラックス」にて再び日の目を浴びることが出来た。めでたい。
別作品でリミックスされたカービィwiiの曲がリメイク作で聴けるなんて…カビクラの生命線はアリンコの全長ぐらい短くなってしまったかと思われたが、恐怖のHAL研の無限のチカラにより生命線はアリンコの全長よりももっと短くカットされてしまう。
そう。ただでさえアレンジ楽曲である当曲を、HAL研は更にアレンジしたというのである。しかも、アレンジの仕方が鬼の所業そのもの。

という訳で、曲の説明を進める前に、少しカービィwiiの終盤のストーリーをおさらい。
カービィ一行を裏切った虚言の魔術師マホロアは、ハルカンドラの秘宝「マスタークラウン」の力により強大な力を得る→その代償としてマホロアは自らの身体をクラウンの苗床にされてしまう→魂をクラウンに啜られ自我を失いつつあるマホロアをクラウンの呪縛から解き放つ→マホロアエピローグ
の流れで進んでいく。
しかし、カービィシリーズ恒例のボスラッシュモード「真 格闘王への道」に登場するマホロアは「ストーリーモード」「エクストラモード」のマホロアとは一味も二味も違う。(まあ冒頭で書いた通りマホロアソウル第二形態云々は考察の域だけどな)
裏切りのマホロア撃破→マホロアソウル までの流れはエクストラモードとほぼ変わらないが、マホロアソウルを撃破した後も戦闘が終わらないのである。しかしマホロアソウルは「マホロア本人の“最期”の意思」でカービィに回復のリンゴを渡す。そしてマホロアソウル第二形態との戦闘…という流れに真格では大きく変わる。マホロアソウルの見た目も、コンセントプラグの差し込み口みたいなかわいらしい二つ目は消え、口のように見えていた大きな紅の隻眼のみとなってしまう。完全に肉体と魂をクラウンに乗っ取られてしまった証ということなのだろうか。怖すぎ
そんなおっかないマホロアソウル第二形態との戦いで流れる覇王戴冠~OVERLORD~のリメイク版がもーーーーーー鬼畜みたいなアレンジをしていらして。

  • スタアラの覇王戴冠よりも壮大になったメロディー

  • コーラスが入ったことによりディスカバリーの「いつしか双星はロッシュ限界へ」と似た雰囲気に

ここまでは鬼畜要素0。そしてドチャクソ鬼畜だったのが

  • 曲の中で時折聞こえるマホロアの苦しそうな声

とかいうもはやファンサービスなのかプレイヤーの気を散らせるためなのかカビクラへの強襲なのか何なのかよくわからない鬼畜アレンジを平然と挿入してくる我らがHAL研究所。恐ろしい。

曲の説明やストーリーのあらましを説明したところで、マホロアソウルへのクソデカ感情は後編へと続く。


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