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BunCho使用レポート

筑波大の落合陽一さんの研究室に所属している大曽根宏幸くん(@OsoneHiroyuki)が開発したBunChoを使ってみました。楽しかったのでシェアしますね。

■BunChoについて

全てをBunChoに委ねてみようと考えて、冒頭文をロケットニュースさんの記事からお借りしました。

都内を中心に展開する食品専門の高級スーパー「クイーンズ伊勢丹」。普段「オーケー」を主戦場にしている身からすると、あのスーパーは時給3万くらいないと足を踏み入れてはいけないような気がしてしまうのだが、先日あまりに暑かったため涼む目的でつい入ってしまった。

引用文をBunChoの本文のテキストボックスにコピペして『生成』をクリックすると左にAIが作った続きの文章がいくつか出てきます。

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選択すると本文の下に追加されるので、そのまま『生成』をクリック、という作業を繰り返しました。

↓↓こんなのが出来ました(о´∀`о)
*一人称を調えました。
*話を繋げるために選択した文章を3か所だけ修正しました。

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都内を中心に展開する食品専門の高級スーパー「クイーンズ伊勢丹」。普段「オーケー」を主戦場にしている身からすると、あのスーパーは時給3万くらいないと足を踏み入れてはいけないような気がしてしまうのだが、先日あまりに暑かったため涼む目的でつい入ってしまった。

「いらっしゃいませ!」
店員が俺の目の前にいる。

「はい。5分くらい前に入荷しました。本日のご用件はなんでしょうか?」

俺は、このスーパーに入ったことがない。

店員の顔が少しひきつっていた気がしたが、気のせいだったのかもしれない。

「あのっ!」
突然店員が大きな声を出した!俺はその大声にびっくりする。

「どなたでしょうか?」

俺は店員が発した
「どなた」
という言葉に驚いた。

「ご、ごめんなさい!」
店員は土下座した!

「あ、頭を上げてください、店員さん。俺はそんなつもりじゃ......」
俺は、顔をあげる店員を見た。彼女は頭を上げている。俺はすぐに考える。

「どなたですか?」

その店員は俺にそう言った。
そういえば、俺も店員のことをすっかり聞いてなかったな。

「あのー。このスーパーに初めてくる方ですか?」
俺は店員に優しく聞いた。

「はい。お恥ずかしい限りですっ!」
......なんか聞き捨てならないような内容が聞こえた気がするが、気のせいだろう。

「あの、何かお困りでしょうか?」

俺は店員に質問をする。
「あのー。お困りするの?」

店員は答えた。
「あのー。お困りなのです!」

店員はその容姿とギャップの激しいことをアピールしてきた。
「えっとえっと。お困りなの?どうしたの?」
俺は、店員に質問する。すると、

「あのですねっ。あのー」
店員は言った。

「何でもあります!なんでもありますから、なんでも言うことをきくのでっ!」

店員は、そう言った。俺は言った。

「......うん。分かった。何でも言うよ。何でも言うこと聞いて?」

すると、

「は、はいっ!何でも言うをきくのでっ!何でもいうでっ!」

店員は、そう言った。

「じゃあ、とりあえず、俺もう帰っていいかな?」
俺はそう言った。すると、

「あの、お困りなのは私のほうなのですっ!」
店員はそう言った。

「???
「......えっと。俺が困っているのは、このスーパーに入ったことなんだけど…。店員のキミの困りごとは店長に話してね」
俺はそう、店員に言った。

「えっ?そんなの!当たり前なのですっ!」

話がかみ合わない。俺は、

「じゃあね。何か困ったことがあったら、店長に相談してね...」
俺はそう言った。

「あっ、うん。ありがとうなのですっ!」
店員は、そう言って店を出ていった。

「......」
俺は、ため息をついた。そう、スーパーに入り、何がそんなに困るかと言うと、

「......このスーパーは、スーパーじゃないな」

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こんな感じです。
オチがついたかな?というところで止めました。

そういえば、俺も店員のことをすっかり聞いてなかったな。
「あのー。このスーパーに初めてくる方ですか?」
俺は店員に優しく聞いた。
「はい。お恥ずかしい限りですっ!」
......なんか聞き捨てならないような内容が聞こえた気がするが、気のせいだろう。

ここは少しおかしいのですが、肉付けすると広がりそうだと思ったので、あえて残しました。

あらすじも何も考えずに、導入さえも借りてきた文章で開始しましたが、それなりに読める短編が出来たと思います。

AIが生成した文章を選ぶのがとても楽しいです。ゲームをしている感覚でした。

いろんな使い方が出来ると思うので、物語を創作する方にお勧めです!