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大平貴之さんの炎上の真相

前提として。
大平さんと私は出会う前から、それぞれに「次の世代に残せるもの」について考えて行動していました。

私達は、物事ひとつひとつを丁寧に本気で考える人が少ないことに危機感を持っています。

入ってきた情報の表面をなぞって思考せずにアウトプットしたり、目に入った文字列に即反応したり。これでは思考力は衰えてしまいます。衰えた思考で社会がよくなるとは思えません。

『どうすれば若い人達に自分の頭で考えてもらえるか』これが私達の活動のテーマの1つです。大平さんと私はアプローチの方法は違いますが、本質的には同じことをしています。

大平さんのツイートで「どうしてこんなことを言うのだろう?」と思うことがあると思います。大平さんの狙いはまさにそれで、その疑問をきっかけに「どうして」の先を考えてもらうのが目的です。

文字列に反応されることが多くて成功してるとは言えませんが、当たり障りのない言葉ではすぐに忘れられてしまうので「できるだけ長く記憶に残って、いつか考えるきっかけになればいい」と、あえて強い言葉、悪い表現を使っています。自虐もその1つです。

ここまでが前提です。大平さんの不可思議なツイートには目的があることをご理解ください。

炎上の件。
これは大平さんなりのロリコンへの警鐘でした。

大平さんは、「ロリコンきもーい」という反応が来ることを予想していました。そして、ロリコンに対して「どうだ、こんな風に見られてるぞ」と言いたかったのです。

ロリコンを一方的に批判・批難するのではなく、自分がそのように振舞うことで返ってくる反応を見せて、考えるきっかけを作ったつもりでした。

だけど大平さんの想像以上に世間はロリコンを嫌悪していたので、文字列だけが切り取られてしまい、大平さんの目的まで考えてもらえませんでした。

私はこの手法は悪すぎたと思っています。ジョークとしてもセンスがありません。以前それを伝えた時に、元ネタがあることをツイートで教えてもらっていますので、スクショを貼ります。


大平さんのツイートがこの元ネタの写しであることは、ご理解いただけると思います。

大平さんは時代の変化も読み違えてしまいました。この昭和の大らかさ(と言っていいのかな?)は、平成には通用しないものです。

それと、炎上後の対応も良くなかったと思います。目的と元ネタをすぐに開示すれば小火で済んだ可能性が高い。元ツイートと繋げて画像を貼れば、あのツイートだけが一人歩きすることは防げたと思います。

いろいろな判断ミスが重なった結果、あのようなことになってしまったと分析しています。

『目的は悪くなかったけれど手段が悪すぎた』これが大平さんと私の結論です。


【余談】