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恋愛不成就と本能:断った側が受ける被害

人生に起きる出来事の中で一番嫌いなのが「恋愛のゴタゴタに巻き込まれること」です。

一方的に好意を持たれただけなのに、それを受け入れないことを責められたりして、理不尽極まりない。

私からアプローチして"その気"にさせてから拒絶したというのなら責められるのも理解できますが、私は特別な事は何もしていないのに、勝手に好意を持たれて、お断りしたら「傷つけられた」「傷つけた」と加害者扱いされます。

お断りした相手だけでなく、その周囲の人から責められたりもします。
友情を育むのは素晴らしいことですが、そちら側の友情と私は無関係なはずなのに、なぜか私が責められます。なんという理不尽。

「俺の親友を傷つけた」と言われても、私の視点では
(´・ω・`)知らんがな

異性だけでなく、同性ともゴタゴタは起きます。
Aちゃんがずっと好意を寄せていた男の子(B君)に私が好かれたりすると、Aちゃんとその友達に嫌われたりします。「Aちゃんがずっと好きだったのに」と横取り認定されて。

その時の私の感情は全く考慮されず、完全に無視です。
AちゃんがB君に好かれなかっただけなのに、私が悪者になる理不尽。

「Aちゃんがずっと好きだったのに」と言われても、私の視点では
(´・ω・`)知らんがな

私がB君の好意を受け入れない場合は、Aちゃん、Aちゃんの友達、B君の友達から責められます。

全部まとめて、
(´・ω・`)知らんがな


恋愛は人生において大切な要素だと思います。
しかしながら『好意』は自分勝手な一方的な感情です。「受け入れてもらえたら嬉しい」という類のもののはず。

野生動物を考えれば分かると思います。野生動物なら好みの異性でなければ逃げたり、威嚇して追い払ったりします。
人間は理性の動物なので、野生の本能をむき出しにしないだけです。

なのに恋愛に関しては「好意を持たれることを喜べ、感謝しろ」という妙な圧力を感じます。そういう前提を持っている人は、受け入れない相手を平気で責めるのでしょう。責められる側から見れば、とても理不尽なことです。


「恋愛感情が絡むと途端に近視眼的になり、通常では考えられないことを平気で行う人」がいます。当事者、部外者の別なく。
恋愛感情は本能に直結していて制御が難しいので、関わる人々の言動が本能的になるのだろうと思います。

なのになぜ、断る側の本能は無視されるのでしょうか?

繰り返しますが、一方的に好意を持たれただけなのに、それを受け入れないことで加害者扱いされるなんて、理不尽極まりないことです。

恋愛が成立しなかった場合、失恋した側の感傷に寄り添いがちですが、断った側の本能や感情にも目を向けないと不公平だと思います。