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『計算機と自然、計算機の自然』(2019.12.02@日本科学未来館)

お台場の『日本科学未来館』の新しい常設展示が11月14日に公開されたので、子供たちの冬休みで混む前に行ってきました。
落合陽一さん監修の展示が一番の目当てでしたが、3つの新展示は全て楽しかったでオススメです!

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よく考えたら、大抵の人もスマホにMAPアプリがあるから平気ですね。
*帰りの車両には案内モニターがあったので車両によって違うようです。

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空いているだろうと考えて、あえて天気の良くない平日に来館しました。
大正解だったと思います。

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未来館には大平技研の『MEGASTAR-II cosmos』が設置されています。2004年にギネス認定された機械です。
これが使われているプログラムなので、ずっと観たいと思っていました。

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プログラムは3D作品です。映画館で観るよりも奥行きがあって立体感が段違いでした。ドームだからでしょうか?独特の映像の迫力を感じました。
*渡された3D専用グラスは眼鏡の上からも装着可能でした。

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映像がすごかったので、内容が分からなくても楽しめました!!あの映像体験はオススメです。子供達も歓声をあげて楽しんでいましたよ。

…あの子たちも9次元は分かってないはず(´;ω;`)

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数年前に甥と姪を連れて行った時、この地球がなくなっていて寂しかったのですが、戻ってきて非常に嬉しく思います。

未来館が出来た当時はよく遊びに行きました。この地球が見たくて。なくなってから行かなくなったので、この地球の求心力は大きいと思います。
当時はお台場は空き地だらけで、この地球の展示技術の凄さと外の空き地とのバランスの不均衡のようなものが気になるほどでした。
…という思い出話(о´∀`о)

さて、

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高いところが苦手なので判断を保留にして、落合さんの展示を探すことにしました。

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こんな大きなものでしか観測できない、目には見えない小さい小さい素粒子。考えただけでワクワクします!
「見えないけれど計算上はあるはずだから見たい」という研究者の知的好奇心はすごいですね。

私がいる階には落合さんの展示が無くて、ウロウロしていたら…

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まさかの

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この橋、5階と3階を繋いでいるのですよ…
誰かと一緒なら、なんとか行けるけど、1人は怖い…

でも

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下りる途中で「ゆっくりより早歩きの方が気が楽」ということに気付きましたよ!

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ブース内に「ぼぉぉぉん ぼぉぉぉん」という音が鳴っていました。とても心地よい音でしたが、聴いたことあるような無いような不思議な音色だったので、気になって音の出所を探しました。

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金属の板をバチが打っていました。

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打つ板によって音の響きが違うのです。よく見ると板のギザギザのデザインが一枚ずつ違っていました。ギザギザの長短の振動の差異を利用して打音に複雑さを持たせていたのです。しかも1枚ずつ異なる音色で。
音も見た目も全部ヨシ!(語彙力なくしました。

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なのに、

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 "スマホを上に向けている私を見てから" 上を見る人がほとんどでした。
目線より下の展示の情報量が多いので上まで見る余裕が無かったのかもしれませんが、なんとなく寂しく感じました。

「落合さんは無駄なことはしないから、全てに絶対に意味がある」ということが、もう少し知られるといいなぁと思います。音が聴こえたら絶対に何か仕掛けてるはずなんです。

デジタルとアナログの違いについての展示物の裏側に回ってみたところ、面白いものを見つけたので、ふざけてツイートしました。

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この発言の意図を、落合さんと皆から聞かれました。

この裏側を見た時に「アナログを見せるためにデジタルを利用しなければならないほど技術が発達している」と感じました。デジタルの方が処理が正確で速度もあるから、生活に当たり前に入り込んでいて、排除できないのだろうと。
アナログをアナログ100%で組み立てて効率よく展示することは、もう出来ないのだろうと思いました。そういう意味で「アナログの定義が変わってきてる」と感じました。

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落合さんには松の盆栽がこう見えてるのね!
言われてみれば、なるほどー!!
と思いました。

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Twitterのスクショでは画質が落ちるので、撮ったものをそのままアップします。加工なしです。

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活けてあるのは生花でした。近づいたら植物の匂いがして、よく見ると萎れてるのもあって、私はとても驚きました。展示テーマは「計算機と自然、計算機の自然」なので、「自然」として生花を使用するのは当たり前と言えば当たり前ですが、科学館の展示なら造花でも大丈夫そうですよね。
落合さんも科学館も手を抜かないのが、さすがだなぁと感服しました。

持ちの良い花材とお見受けしましたが、それでも誰かが手入れしますよね。活け込みが必要なはずです。
科学館の展示に「生」が使われるのは、滅多にない、かなりすごいことだと思います。

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個展ではないのですが、落合さんの個展を鑑賞しているのと同じ感覚でした。非日常に放り込まれて頭をフル回転させられる、いつもの感覚です。
私にとっては疲れが吹き飛ぶ面白さなので、落合さんの作品を観るのが大好きです。

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落合ワールド全開でした。
また行くつもりです(о´∀`о)


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私が観たのは、ラップに合わせて地球のこれからを考える作品でした。
とても分かりやすくて楽しかったです。

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人間の5歳児に相当する知性を持つAIに「自動車」を学習させて、AIが描いた絵を元に作り上げた「クルマのおもちゃ」とのことです。
コンセプトが興味深くて面白いと思いました。

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どうしてこうなったのか知りたいです(о´∀`о)

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これは『モミジバフウ』の葉で、カナダの国旗は『サトウカエデ』なので全く別物ですけどね。
こういうのは言葉遊びなので(о´∀`о)

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*先輩=ユニコーンです。

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ものすごく驚きました。お台場に実寸大のユニコーンがあることは知っていましたが、ここを目的に歩いてきたわけでは無く、全く予想していなかったので、振り返ったらこんな大きなロボットがいてビックリ!!
心の準備が無いと、見た瞬間は何がなんだか分からないですね。

ですが、すぐに順応(о´∀`о)

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カッコイイの一言です!

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頭が繋がれていて身動き取れなくて可哀想に感じます。
どんな悪いことをしたらこんな罰を受けるのでしょうか( ˘・з・)

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自由の女神なのにー!
すぐ近くでこんな罰を受けてるのにー!

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この2体の像を見るといつも思います。ここまでが一連の流れです。

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帰宅途中に、まさかの!

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今日はここまで(о´∀`о)

日本科学未来館、オススメです!!