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私が考えた最強の東京オリンピック

2020年の東京オリンピックは、どんな項目にも賛否両論があります。
ネットでは「否」の方が大きい印象です。

国立競技場の改築に関しては紆余曲折あり、常に議論の中心でした。

いつものようにオリンピック関連のニュースを見ている時に、ふと「東京オリンピックでAKIRAの世界観を演出すれば、国立競技場の建設を途中でやめることも可能なのでは?」と思いつきました。

もしかして、めちゃめちゃ安上がりなのでは?と。

AKIRAとは(wikiより)
『AKIRA』(アキラ)は、大友克洋による日本の漫画。講談社の漫画雑誌『週刊ヤングマガジン』にて1982年12月20日号から1990年6月25日号にかけて連載された。
超能力による戦闘や恐怖、近未来の巨大都市の荒廃した有様やその崩壊を描いたSFコミックであり、漫画・映画共に大ヒットした。大友は、本作に80年代コミックの必要要素である、不良少年とバイク、友情、恋愛、サイバーパンク、戦いといったものを全て詰め込んだという。

AKIRAの世界は街が崩壊しかけた世界なので、新しいモノは不要です。東京オリンピックに採用するなら街自体は『荒廃』がメインイメージになるので、むしろ外観は古ければ古いほど良いかもしれません。

ですが、目的はAKIRAのテーマパークではなく東京オリンピック開催なので、施設内は選手と観客のための整備が必要です。ここに現代の技術を詰め込んで、最先端の設備を用意します。

外観がボロボロなのに中は最先端の設備が揃っていたら楽しいと思います。そのギャップに世界中の人が驚くのではないでしょうか。ないでしょうかというより、驚かせるように作るのですが。

建物と設備のギャップだけでなく、都内の世界観も作りあげなければなりません。東京オリンピック開催が目的ですが、細部まで手を抜かずに最高のテーマパークを作った方が楽しいので。

都内のあらゆる場所の壁をストリートアート用に解放して、世界観を強化できるかもしれません。

アーティストを選定しなくても描きたい人が勝手に描いてくれるはずなので無料でできます。彼らには「上手な絵の上には描かない」という秩序があるらしいので、きっと落書きとは言えないようなアート作品が見られると思います。

無料なのは、オリンピック後に消すための費用がかかるからです。
描きたい人が描くというスタイルですが、描いた作品にアーティストのサインを入れる権利を付与することで、相殺が可能だと思います。アーティスト活動につながる可能性がありますので。

さて、次はこちらも紆余曲折あったボランティアのユニフォームを考えました。

こちらは衣装を自前コスプレにすれば良いと思います。

ボランティアにユニフォームを着せるのではなく、各ボランティアスキルを持っているコスプレしたい人達を募るのです。オリンピック後に規定の材料費を支給することにすれば、参加者したい人は結構いるのではないでしょうか?

オリンピック期間中、犬夜叉やナルトが街中にいたら楽しいと思います。海外からのお客さんも喜ぶことでしょう。
ただ、露出の制限や、子供が怖がらないようにといった基準は必要だと思います。

これらは以前考えた『私が考えた最強のデジタルネイチャー』を物質で実現するイメージです。
"クールジャパン"というより"クレイジージャパン"になるかもしれませんが、オリンピックは滅多にないことなので、自治体レベルで本気で遊んでもいいと思います。人を巻き込みたいなら巻き込まれたい環境を作ればいいと思うのです。

これが『わたしがかんがえたさいきょうのとうきょうおりんぴっく』です。

実現が難しいのは承知の上で、想像を楽しみました!