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大平貴之氏が受けたセクハラ被害の全容

男性にもセクハラ被害があることを知って頂くために、大平貴之さんの体験を記録します。*大平さん本人の希望です。

2015年の9月21日の出来事です。

その年の夏頃、大平さんはある指摘を受けて、自分の行為がセクハラに当たるかどうかを気にかけていました。私も相談されました。
私一人の意見でセクハラか否かを決めるのは良くないと考え、「広い世代の女性からの意見を聞いた方がいい」と私の方から提案しました。
仕事関連の方だと大平さんに気を使って本音を言ってくれない可能性があるので、利害関係のない方を探していました。

当時、大平さんは本当にセクハラのことを気にかけていて、よくその件をツイートしていました。

ある時、頻繁にやり取りしていたフォロワーさんから「話を聴きます」とリプがありました。プロフィールに「元ホステス」と書いてあったので、男性側の視点にも配慮した公平な意見を頂けると思いました。年代もピッタリだったので、その女性にお願いすることにしたのです。

大平さんはDMでのやり取りを嫌いました。
以前、悪意を持ってDMを晒されたことがあるからです。おふざけのやりとりの意味深な部分だけを切り取って、印象操作されて晒されました。

相談内容がセクハラに関する事だったので、「大平さんがこんなセクハラしたらしいです!」とDMを晒されることを、大平さんは不安に思っていたのです。私はその気持ちがとてもよく分かりましたので、直接会って話せばいいのでは?と提案しました。

これもプロフィールへの先入観で、男性への対応に慣れている(すぐに恋愛に結び付けない)と思い込んでしまった私のミスです。

9月21日。
大平さんはその女性に会って、セクハラだと思うかどうかを確認して、短時間で帰ってきました。

その夜から。その女性は、まるで大平さんと親密な時間を過ごしたかのようなツイートを連発しました。

デートした、軽くハグされて別れた、何度も振り返って帰っていった等。
男女が手を繋いでいる画像までアップしていました。それは大平さんの手でないのですが、知らない人には大平さんとその女性が手を繋いでいるように見えたことと思います。実際に勘違いした人がいます。

無いこと無いことツイートされて、印象操作されました。

大平さんと私はとても驚きました。

まず、これがデートになるのかと。

自分から「セクハラについて悩んでいるなら話を聴きます」と言って、その話だけで短時間で別れたのに、デートだ、親密な関係だ、性行為したと言いふらされて、本当に驚きました。日本語が通じない人を初めて見た、と思いました。本当に驚きました。

会って話したのは事実です。その短時間をデートだと勘違いしたとしても、暴露するなんてマナー違反も甚だしいですし。

当時はまだ、大平さんの炎上の影響が燻っていました。そこにセクハラ関連の話で揉めるのは良くないので、反論しようにも出来ませんでした。
今なら私がすぐに誤解を解けますが、当時は大平さんが匿ってくれていたので、それも出来ませんでした。

大平さんが反論しないのをいいことに、その女性のツイートはエスカレートしていきました。
見る人が見たら判る大平さんへのエアリプ、21日の出来事の虚言を、毎日、垂れ流していました。

大平さんは一切その件に触れていないのに、Twitterの一部の人達には公然の秘密のようになっていきました。
*あまりのしつこさに、大平さんは一度だけツイートで不快感を表明していますが、それ以外は無視していました。

これは「好きでもない女性と性行為をして、1回だけでその女性を捨てた(=ファンを弄んだ)」という誤解が広がったということです。

大平さんも私もとても怒っていましたが、大平さんは私を守ることを選んでくれました。噂が広がっているのを知っていて、そのせいで自分の評価が落ちることも分かっていたのに、それよりも私が炎上の影響で攻撃されることを心配してくれました。
私は大平さんの気持ちを尊重して、この件を気にするのをやめました。

誰か妄想を垂れ流しても、それを信じた人があることないこと噂しても、私達の関係には何の問題も生じないので、勝手に言わせておくことにしました。

今年の3月、私と大平さんとの関係についてTwitterに書いたところ、噂を知っている(私の視点では"誤解している")方々から、大平さんの二股疑惑が出たので、このセクハラ被害の真実を説明しました。

加害女性は大平さんを監視していたので、私はその女性と接触していないのに彼女は私のアカウントを知っていて、私のツイートを見ていました。

これも非常に驚いたのですが、私が真実を説明しているのに、その女性は嘘を重ねました。当時、大平さんと肉体関係を持ったと。

真実は大平さんと私が持っているので、何度も証拠を出しました。
最終的には自分の妄想だったことを認めましたが、2年半にかけて嘘をつき続けようとした悪質さに驚きました。

私達は「終ったことだし、本当のことを私達が知っているから、どうでもいい」と考えていましたが、謝罪もなく、嘘を重ね、自己正当化し、自身の加害から眼を背け続ける姿勢を赦せませんでした。

大平さんと私の信頼関係が強固でなかったら、この件で喧嘩別れするかもしれません。虚言を垂れ流し、他人の人生を翻弄するなんて、とんでもないことだと思います。

「好きでもない興味もない女性と肉体関係を持った」という虚言を言いふらされるのは、男性にとってセクシャルハラスメント以外の何物でもありません。痴漢冤罪と同じです。

このような「妄想で2人の関係を壊そうとする人」は男女に関係なくいますが、被害者が男性の場合「していない」という真実を証明しにくいと思います。ほとんどの人は「していないのにセックスしたという虚言を垂れ流す加害女性」の存在を想定していないからです。

男性にもセクハラ被害があることを知って頂きたいと思い、大平さんの体験を共有することにしました。

ジェンダー問題の男女格差が少しでも是正されることを願っています。