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雲一つない晴れ空で、あなたという星が輝き続けますように

初めてウジさんのことを見たときは、ちっちゃくてかわいいな〜この人がSEVENTEENの曲を作ってるなんてすごいな、という印象だった。正直13人という多いメンバーの中で、最初は他のメンバーに夢中であまり注目していなかったけれど、気付いたらいつの間にかウジさんは私の中で大きい存在となっていた。

そもそも私はセブチに出会うまで、人生でアイドルというものにハマることはないと思っていた。小中はアイドルを好きな人が身近にいても有名な曲を音楽番組で耳にするくらいで、テレビ番組で見るまでにとどまっていた。中学の給食の時間にリクエスト曲で当時流行っていたKPOPが流れていても、韓国のアイドルが流行ってるんだ〜違う国でもこんなに応援してる人がいてすごいな、と完全に他人事だったのを覚えている。

セブチに出会ったきっかけははっきりと記憶にないけれど、たぶんYouTubeのおすすめで流れてきたステージの動画を見たのが最初だったと思う。イェップダとアジュナのステージを見て、そのパフォーマンスの一体感と曲の良さに感銘を受けた。そこから興味を持ち始め、自分でも驚くようなスピードでどんどんハマっていった。今思えば部活を引退しこれから受験に向けて勉強に力を入れなければいけない時期に、よくハマったなぁと思う。セブチの存在は勉強を頑張るモチベーションに繋がったので、結果的に良かったと感じている。

最初は違うメンバーを推していたけれど、セブチを知って3ヶ月を過ぎた頃にはウジペンになっていた。私はセブチに限らず、ハマったきっかけになったメンバーと最終的な推しが異なることが多いのだが、とても悔しいことにいつも推しが切り替わるタイミングやきっかけは覚えていない。おそらくウジペンになるぞ!と決心した日も特になく、自然と変わっていったのだと思う。
はっきり言えることは、私は今も昔もウジさんの音楽や考え方に惹かれて、彼のことを好きになったということだ。


生まれてから今まで音楽ばかりしてきた私にとって、作詞作曲から振り付けまで自主制作しているアイドルというのはとても魅力的に感じるポイントだった。韓国語は全くわからないので、どうしても印象としてメロディーや曲調が先行してしまうのだが、歌詞の意味を調べるとこんなに綺麗な言葉が紡げる人がいるんだとびっくりするくらいウジさんの書く歌詞は心に響いた。
『綺麗な言葉』というのは決して『綺麗事ばかり並べている歌詞』という意味ではない。人が当たり前のように感じる感情や、言葉に表したことがない感情、普段隠れていて表しにくい感情まで言葉で表現していて、常に自分の気持ちや人の気持ちに真正面で向き合おうとしている人にしか書けない歌詞だと思った。どんな人の心にも寄り添ってくれるような真っ直ぐな歌詞を書くウジさんが大好きで、曲を聴くたびにウジさんの考え方や表現の仕方に惹かれていった。

音楽は正解がないからこそ難しくて楽しい。これは一度でも音楽をつくる側に回ったことがある人ならば、共感してもらえるのではないだろうか。歌手として曲をリリースする立場であれば、どうしてもパフォーマンスを抜きにした曲自体の評価がついてくる。どんな曲が自分たちに求められているのか正解などない中で、自分だけでなく他のメンバーの未来も背負ってデビューしたウジさんの心の負担は計り知れないものだと思う。

"全部僕が間違ってる気がして"と、12人の未来を背負うことが辛いと涙していたウジさんが、今では"音楽で失望させません"と言えるようになったのは大きい進歩だと感じているし、心の底から良かったと思っている。この言葉や自信はそれまでいろんな葛藤や苦難を乗り越えて、8年経ってやっと言えるようになったものなのだと思う。大好きな音楽を楽しめていないのではないか、期待以上のものを作らなければいけない負担に押し潰れそうになっていないか。私も音楽をやっていた立場として、勝ち負けがない世界だからこそより一層不安に感じる気持ちはよく理解できる。その中でもプレッシャーを原動力に変え、カムバの度にセブチの新しい面や魅力を引き出せる曲をつくってくれるウジさんには、感謝しても仕切れない。


ウジさんを好きな理由は数えきれないほどあるけれど、その中でも特に好きなところは、常にどんな時でも私たちCARATの幸せを願ってくれているところだ。もちろん他のメンバーもそうだと思うが、ウジさんは口数が多くないものの、CARATにメッセージを伝える場面ではいつもウジさん自身の言葉でCARATをどれだけ大切にしているか表現してくれる。

こうやって誕生日にウジさんに対する想いを書こうと思ったのも、最近CARATに対してよくウジさんが想いを伝えてくれるように自分もはっきり言葉にしてみたいと思ったのがきっかけである。

どれだけSEVENTEENが大きくなってもSEVENTEENはCARATの味方であり、ずっと一緒に進もうと思ってくれるところや、伝えたいと思ったことは少し暗い話でも本音で話してくれるところ。ウジさんはCARATを置いていかず、いつでも後ろを振り返ってその手を取って前に進もうとしてくれる。その言葉選びや伝え方に触れるたびにこの人を好きで良かったなと心から実感させられる。

ウジさんはどこまでも謙虚だ。若くして天才PDと周りから言われ、カムバするたびにウジさんの存在の大きさを実感するのに、決して高慢になることはない。それはは決して簡単なことではないと思う。
いつでもCARATを誇りに思ってくれるように、ウジさんはCARATにとって、SEVENTEENにとって、誇りであることを忘れないでいてほしいなと思う。
不器用で直接伝えるのは難しいかもしれないけど、メンバーのことを誰よりもよく見ているウジさん。ユネスコのスピーチのとき、メンバー12人に向けたメッセージを聞いて、ウジさんが周りを誰よりも大切にしている分、それ以上に誰よりも愛されてほしいと感じた。


ある時、アイドルを推したことがない人に、『なぜ簡単に会える存在じゃないのに多くのお金や時間を割くの?もっと自分のために使いなよ』と言われたことがある。
セブチに出会う前の私なら、もしかしたら同じように考えていたかもしれない。けれど、私はセブチにかけた時間やお金は決して無駄にはならないと思うと今ここで断言できる。

ウジさんは、音楽に国境がないことを私に気づかせてくれた。ウジさんの音楽はいつの間にか日常の一部になっていて、楽しいことがあった日も辛いことがあった日も、曲やパフォーマンスを見るだけで元気を与えてくれる。言語が日本語でなくたって、伝えたいメッセージはいつだってメロディーに乗せて伝えてくれる。私たちを大切にしてくれるあなたを誰よりも応援したいと思ったし、幸せになってほしいと思った。

ウジさんを通して、自分じゃない誰かのことを応援する楽しさや、周りを大切にする優しさ、努力し続ける姿勢を学んだ。あなたが作る曲は、日常の何気ない些細な幸せに気づかせてくれて、たくさんの人の生活に彩りを与えてくれていることを知ってくれていたら良いなと思う。

“何よりも、私のあげるこの愛が、君のもらう愛の中でいちばん小さいことを願っています。”
これは私が好きなCARATさんの言葉で、ずっと胸に深く残っている言葉だ。
ウジさんは愛されるべき人だから、私がウジさんに対して抱いているこの愛が、いろんな人からもらう愛の中で1番小さければ良いなと思う。あなたが大きな愛で包まれていることを嫌というほど実感できるくらい、周りの人から愛されて、自分自身のことを愛してあげてほしいと心の底から願っている。



「皆さんに会いたくなるとよく空を見上げていました。空には沢山の星がありますが、曇った日は星ひとつ見えません。"今僕たちが会えないのは雲がしばらく通り過ぎているだけなんだ"と自分を慰めていました。僕の今日の心は、雲ひとつない、晴れの日でした」

というHANABIのときのウジさんのメントが今でも心に強く残っている。

セブチがどんどん人気になって会いに行くのも難しくなってきたけれど、これから雲がなくなって晴れた空が広がったステージの下で、WOOZIというアイドルがずっと輝き続ける星でいられますように。

これからもあなたがしたいように音楽をできますように。

誰よりも周りを大切にするあなたが、それ以上に大切にされますように。

見たことない景色がたくさん見れますように。

毎日美味しいご飯を食べて、たくさん寝て、素敵な仲間と過ごして、あなたを幸せにする言葉だけで包まれますように。


“渦巻く1日の中で、些細な幸せをくれて、
空いている両手に世の中の全ての笑顔をくれて、
険しい道に息が切れるときも、
寒い日道に迷ったときも、
暖かいぬくもりと手を差し伸べてくれる。
渦巻く風の中で永遠の愛があるなら、
それはあなたでしょう。”

私が1番好きな曲である『소용돌이(To You)』の歌詞の言葉をウジさんに贈って、この文章を閉じたいと思います。

不器用で恥ずかしがり屋なあなたが、歌を通していつも惜しみない愛情を伝えてくれるから、その分今日はたくさんの愛を受け取ってね。

こんなにも周りに自慢したいと思えるアイドルでいてくれてありがとう。
私はウジさんのことが応援できて幸せだし、ずっと私の誇りです。

愛しています。


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