走り書き07(根岸森林公園)
街路樹のいちょうがにおいの強い実を舗道に落としていた。もうあと少し気温が下がればいまにも黄色く色づき、舗道を枯葉で埋めてしまいそうだった。あれだけわがもの顔で町を覆っていた夏の気配は少しずつ確実に後退(交代)していく。
週末、根岸森林公園に行ってみた。マラソンの練習や気分転換にちょうどいい。広くて植物の種類が豊富で芝生の匂いがする。これまで何度も訪れている。
森林公園に偶然遊びに来ていたゴールデンレトリーバー(そら)と触れ合わせていただける機会があった。一週間、一年間、仕事をつづけていて上ずった気持ちを慰撫/sootheするような、回復力のある貴重な時間だった。食事も、旅行も、金銭もそんな回復力はちょっと与えてくれない。犬の持っている力はすごかった。
もちろん無責任に犬を飼うことはできないけれど、それでもなお人が犬を求める理由がわかった気がする。
最後に森のテラスカフェ(レストハウス)で横濱ドーナツアイス(450円)をいただいて終わり。
一時間半ほどの滞在で駐車料金は400円
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