麻雀(その3)きっかけ
ミスチョイスで知り合った仲間とは今でも遊んでる。
考えてみれば、30年近く経ってるんだからすごいことだ。
ミスチョイスには大学も近いこともあり、しょっちゅう通ってた。店長はマンガにも登場する、ケンジンさんだった。ケンジンさんにミスチョイスの電話番号を聞いたことがあった。
「ザンニナナトーサンロクハチや」
痺れたことを今でも覚えてる。
通い続けるとだんだん常連の顔も覚えてくるようになった。
とはいえ、フリー雀荘初心者の自分は友達ができるわけでもなく、弱い麻雀をせっせと打っていた。
ある日、同卓してた対面の同い年の常連仲間から声をかけられた。
「正木、明日ヒマ?」と。
「え、ヒマだけど。」と答えた。
「じゃ、合コン行こうぜ」。その麻雀が強い対面の常連の男は言った。
(続きます)
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