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新規法人でも開設が早く最短で使える法人口座。最短3日で開設できる

1社目を設立して6年。コロナや戦争など昨今の世界情勢によるリスクヘッジのため、2社目を設立することにしました。

時間のかかる新規法人の口座開設

1社目の時も時間がかかりましたが、2社目でも変わらず時間がかかるのが新規法人の口座開設です。法人口座開設では過去の法人経営歴なども問われるので1社目の会社が健全であれば多少は有利に働くと思います。

1社目では三井住友銀行、みずほ銀行、楽天銀行を利用しています。みずほをメインバンクとして使っていましたがトラブル続きで三井住友に変更。楽天は海外送金用に利用しています。

私の経験ではメインバンク、サブバンクと最低2つは必要です。最大の理由はトラブルで突然使えなくなる時があったり、年末年始などで使える状況が違うからです。私はそれを理由に現在はメガバンク2社とネットバンク1社を使っています。

三井住友銀行

2社目でも三井住友を申し込みましたが、メガバンクはただでさえ口座開設に時間がかかる上に、現在は6年前よりもさらに時間がかかるそうです。法人登録がされた翌日に申し込み、2週間後に電話があり、そこからさらに2〜4週間で希望の支店から電話があるそうなので1ヶ月半かかる計算です。しかしここはメインバンクとしたいので待つしかありません。

そうは言っても法人口座がなければ取引ができません。開設まで個人口座で取引できるとは言っても事実上口座もない会社との取引は難しいものです。

※結果的に開設まで36日かかりました。

GMOあおぞらネット銀行

そこで頼るはネット銀行。法人設立の翌日に、開設が早いと聞いたGMOあおぞらネット銀行も申し込みました。

結果的に開設まで18日。

GMOは個人事業主から法人成りした法人にはおすすめできるかもしれません。審査で求められるものが多く、申し込みから2回の差し戻しで2週間経っても開設されません。事業内容の確認を重要視しているようで審査担当者が納得できなければ?同じような書類を求めてきます

私の場合は法人設立の翌日に申し込んだので営業実績がありません。この2週間でできた実績といえばコーポレートサイトの構築と事務所の賃貸契約書、取引を行う予定の会社とのメールのやり取りだけです。これら全てを提出しましたが、再び取引先とのメールのやりとりを求められる始末。そこまでメールのやり取りを求め続けるのは昨今の厳しいコンプラ事情からしても問題があるように思います。

住信SBIネット銀行

そこで私が進めるのは住信SBIネット銀行。ここはどこでも求められる基本的な情報だけの提出で3日で開設されました。

しかし注意すべきは最初の登録の電話番号です。一番最初の申し込み時は必ず携帯電話にしておいてください。携帯番号にしておけば開設したその日から使うことができます。

折角口座開設が早いのに大変残念な作りです。以下が登録時の解説文です。

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1. 口座開設のお申込み
代表者さまは運転免許証をご用意のうえ、申込フォームに入力後、流れに沿って本人確認を行ってください。

2. 初期設定、口座のご利用
口座開設完了のメールが届きます。お申込み時に携帯電話番号を登録いただき、口座開設完了後にスマート認証NEOを登録すると(スマートフォンが必要です)、振込や「アプリでATM」のご利用が可能になります。
(最短翌営業日)

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私は申し込んだ後に口座開設の完了メールが届き、そこで携帯電話番号を登録するのかと思っていました。一般的な感覚?古い感覚?では法人口座を申し込む時に固定電話にするのは当たり前だという認識も邪魔したかもしれません。

開設後すぐに使いたい場合には上記1の時点で携帯電話番号を登録しなければいけませんので注意してください。最初に固定電話にしてしまうと開設後に送られてくるキャッシュカードの裏に記載のナンバー表がなければ口座を使うことができません。このため事実上開設から7日〜10日間は口座を使うことができません。またナンバー表がなければ電話番号を携帯に変更することもできません。

開設から10日も使えないなら一度解約して再新規開設を依頼した方が早いということになってしまうと思いサポートに電話確認したところ、解約にも時間がかかるので再新規開設した場合、最短でもカードが届くのと同じ位の時間がかかってしまうそうです。

新規法人でも開設の早い法人口座は

結果的に新規法人の口座開設は「住信SBIネット銀行で携帯電話番号で開設申し込みをする。」が最も早く口座を使える方法だと思います。

悩まれている方は是非ご参考に。

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